2008年02月09日

祝島

旧正月に 山口県の上関町・祝島に行ってきました。
7日8日と過ごしたのですが
もう〜凄〜く いいところで
伝えたい事がありすぎです。

 先ずは 電車で柳井港に着きましたが
ここもすぐには離れたくない とても魅かれたところでした。
ここから歩いて3分ほどのところは海なのですが
駅の後ろにはりっぱに堂々と 茶臼山がそびえ立っていたのです。

 しかし、1日3便しか無い船に乗り遅れ訳には行かないので
海の方へ足を進めました。。。
船に乗ると 京都から来たT君と合流。
マルガユニティーの六茶会に来ていた人です。
船は 柳井港から小さな半島のように突き出した
東側を進みます。
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上関町の小さな集落を点々と止まっていきます。

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次の室津では 六ラプ上映会、六茶会、13の月の暦のワークなどで
全国を回っている タカさんと京都からのHさん、
そして光市などから 3名も合流しました。
「明けましておめでとうございます」と
あいさつ、自己紹介等しているうちに
一番先端の 四代という村を過ぎました。
そこを過ぎると 上関町の人からは見えないところ
つまり その突き出した陸の先端から西へかけて
徐々に異様な光景が広がります。

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海から 青や赤の鉄柱が何本も突き出ているのが見えてきました。
ここが、上関原子力発電所建設予定地です。

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 その反対側の瀬戸内海を望めば
いくつもの豊かな緑に覆われた島が
連なって見える ステキな光景なのに
全くもって それらにはそぐわない異物が海と山を占領していました。
想像以上に気持ちが重くなりました。

でも 船は何も無く穏やかな海を進みました。
祝島の集落が目に入ってきます。
なんだかとても存在感があり 揺るぎない強さを感じました。

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 船に乗り合わせた7名は 島に着くなり
お弁当を買って 山にのぼることに。。。
7名のうちのお一人は 元々島の方で
いつも、島のガイドをしているとかで、
この日は いろいろ偶然が重なり 私たちを案内することに
なっていたようです。
お陰で とても充実した時間を過ごし
情報や昔話や 島のことはほとんど知ることができました。
島には400名ほどの住民がいて
ほとんどが海から見たところに住んでいます。
民家の後ろはすぐに山で一番高いところは360mほどなのですが
平地がないので 昔から山の斜面に棚田を作って
そこで、畑や水田をつくり ほとんど自給自足の生活を
今も続けているそうです。
また、海の幸は豊富にありますので四季を通じて
季節の食がいただける訳です。
でも、近年は急速に人口が減り 
昔の畑は草木で覆われているようです。
小学校の児童が2人というのは淋しいですね。
最近は少しずつ戻ってくる人も増えてきているらしいのですが・・・

 先ずは 神社にお参りしました。
しかし、ここの宮司さんは 推進派らしのです。。。
これは話せば長くなるので 省略しますが
要は、神社庁と国の繋がりがあるからだとか、、、
でも、神様はそんなの関係ないですからね。
しっかり ご挨拶と感謝を述べてきました。

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 山を歩くのには 主に3つのコースがありますが
この日は一番ゆるやかなコースでした。
道は 山の斜面に沿ってありますので
どこからでも 瀬戸内海が一望できます。
とても美しくゆったりした眺めです。

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でも、上関町の方に目をやると というより
祝島の真向かいがそこなので 
否が応でも あの建設予定地が目に入ります。
今はまだ 鉄柱が何本も見えるだけですが
いつかは、詰め立てられて 異様な建物が
自然の豊かさを遮ると思うと 
「あかん、あかん」と叫びたくなります。
島の人びとが 9割方反対しているのも 
よくわかります。

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その山道は びわ畑をとおり 原生林の木々を楽しみ
その中で 緑のかわいいめじろが飛び その先に梅の花を見つけます。
たくさんの竹林もあります。
徐々にエネルギーがみなぎってくるのを感じます。
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沢山の棚田には 石が多く積み上げられているのですが
その石はどこから持ってきたのかと尋ねましたら
この島の石でした。
岩山で 掘れば石が沢山出てくるのです。
岩の固まりでした。
だから いわい島とのいわれもあるそうです。
岩といえば ピンと来るのは 磐座です☆
私は勝手に 島自体が磐座なのかなーと想像しました。
なんだか 違うのです。エネルギーのようなものが・・・

目的地は 大きな岩を積み上げて作られた水田でした。
この島でも有名で NHK等が取材にも来るそうです。
よくもこんなに大きな石を積みあげましたね〜。と
誰もがいうでしょう。
それを家族3人で作ったそうです。
その時の孫にあたる人が 今はおじいさんになっていますが
その方から、この水田のお話しを聞きました。
当時 それを作ったおじいさんは 読み書きが出来なかったのに
その地の地下の水脈を知り その水をくみ上げて
常に 水田に水が貼るように作ったそうです。
寝泊まりできる家まで建てていました。
昔の人は 凄いですね。
でも、それらの知識はどうしたのでしょう?
とても、興味があります。

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さて、私たちは その家の横で大地の上で暖かい太陽の元
お弁当を食べることにしました。
と、その時、
「今、何時?』と聞いたら
なんと、12時50分でした。
ということは、このエネルギースポットのようなところに着いたのが
12時45分頃。。。まさに 新月の時間です。
今、太陽と月は重なっているのです。
みんなで、新月の祈りをしました。
私は 願いをおもうよりも 先ずは感謝、感謝、感謝でした。
素晴らしい 自然の中で 新年を迎え 新月の祈りを
ぴったりの時間に させていただきました。
そして、なぜかここに集まっている7名と共に☆

初めて会ったとは思えない人びとと
環境の事を中心に ずーと話をしていました。
そこでいろいろなアイデアも浮かびましたし、
力も湧いてきました。
おじいさんが みかんを入れて持ってきたかごを見て
そのかごの作り方を教えてほしいと お願いしました。
とても便利そうなのです。かわいいし〜。
こういうのは 是非伝えてほしいです。
地元のYさんが それを習ってくれる事になりました
でも、よく考えたら 大阪にはその素材がないですね〜。。。

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この日は 夕方から漁師さんたちとのミーティングにも
参加させてもらい 20数年前からの
上関原子力発電所建設の反対の声を
直に聞く事ができました。
みなさんの想いは
この郷土、自然豊かで昔から変わらない姿を保ち
今も尚 自給自足で潤っている祝島のあり方を
守りたい。
島から出て行っている人は多いけれど 
帰ってくる人も増えてきている。
こどもたちも 孫達も この島にいつでもかえって来れるようにしたい。
それを守るために 反対している。
ということです。

島から4キロ先の真向かいの場所に上関原子力発電所が出来たら
豊かな漁場は なくなるでしょう。
岩に生える ひじきも今のように食べられないでしょう。
無農薬で作っている農作物にも被害が及ぶでしょう。。。

ただただ、島民の人びとは今のくらしを続けたい。
それに誇りを持っていらっしゃるのです。

島の人びとはお金も受け取っていません。
でも、岸の人達はこぞって賛成しているのです。
いや、いまさら反対の声をあげられないという事情もあります。

祝島と岸との間には スナメリも生息しています。
それに、上関町だけの海ではありません。
瀬戸内海は 海は 全てに繋がっているのです。

  まず、これ以上原子力発電所は必要でしょうか?
  今、電力がなくて困っている訳ではありません。
  再処理工場の安全性も危ぶまれ 多くの学者も危惧しているのに
  どんどん 使用済み核燃料を増やすことになります。
  ショックな事は、その上関原子力発電所建設の目的は
  関西に電力を送るためだそうです。
  はぁ〜。。これは、山口県の上関町、祝島だけの問題では
  ありませんね。

皆さんの話を聞いて  
  このことを、これからも沢山の人に知ってもらおうと思いました。

まずは、出来る事から始めます。
祝島のびわ茶はホントにおいしいです。
7日は大潮で ひじき取りの解禁日でした。
取りすぎないために 島で取る日を決めているそうです。
その間は漁師でなくても取りに行けます。
早速、取れ立てのひじきをいただきましたが
それはそれは おいしかったです
もうすぐ 乾燥したひじきも販売されますよ。

こういう自然の恵の有り難さや美味しさを伝えて
今の現状を より多くの人に伝えたいと思っています。

関心を持ってくださる方がいたら 
是非、これからの情報を共有しましょう。
私も仲間がいたら 心強いです。
山口県の人達ともいろいろ話していて
彼らも,地元でもっと積極的に動いていくと言ってました。

夜、寝る前に窓を開けてみると その真ん前に
見た事も無い 大きな北斗七星が でぇ〜んとありました。
キラキラ光った星星から目が離せなくなりました。
そういえば 新月の祈りの時は 7名でした。
単なる偶然と思いますが 
その時は 7名とかわした会話を思い出し
それぞれが叶う事をお祈りしました。
もちろん 北極星にも☆

願い、祈り、感謝、、、神々とのつながり
地球、環境、行動、、、人びとのつながり
そして、
神々と人びとがつながり。。。

真の平和の選択が この世にあらわれますように。。。

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☆手前はびわ畑 対岸が上関原子力発電所建設予定地。  
posted by manami at 00:00| Comment(0) | 祝島
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