2008年11月08日

自由権規約委員会の勧告

前に「世界人権宣言への署名 世界中に要請」
http://manami-f.sblo.jp/article/20136207.html
の紹介をしましたが 
今一度 この世界人権宣言を全ての人が読み直して
一つ一つに向き合えば 
全ての問題が解決するようにも思うのです が ・・・

今回のは 日本に対して「どうなってんの〜??」と
国連から指摘されたのですって!!!

今までの日本気質というのですか〜?
これをいいように解釈されていたようで
なかなか抜けきらないでいるのですね。
長い年月掛けて 「お上のいうことには歯向かうなかれ〜!!
もし、忠義を乱す者がおれば ただちに罰を与える〜!!」
と さんざん押さえつけられてきたのでしょう。
「それ間違ってる!!!」と思っていても
言えないと言う慣習。
まだまだ ありますね。
これからも 政府は自由な発言(政府にとって都合の悪い事)を
締め付けようとしているようです。。。
こんなことを 平気で法律で決めようとしているらしい。。。
もし、本気なら「らしい。。。」が決定しそうな時は
いち早く見破り(こそっとしそうなので) 
反対しなくてはいけません。

上関原発建設問題や、再処理工場の本稼働についても
同じ事です。
要は 人間としての生きる自由☆を
奪う権利は誰にもないということです。

しかし、権利、人権と言い出したら何も出来へん。。。と
言う人もいます。
今まではそういう声が大きくてまたは強くて(権力も)
多くの人々の”人間として生きる自由とその権利”を訴える声を
かき消してきたことが 多かったと思います。
それは大きな力・権力・圧力によるものだけではなく
それを恐れるがゆえに 一人一人の考えも麻痺させられた結果でしょう。。。
その刷り込みの歴史には幕を閉じなければ
いつまでも同じ事が繰り返されるだけだと思います。

日本国民の多くの人も 人生、生活の中に
人権、自由権を行使すべき時を経験しているのではないでしょうか?
世界を見てみると もっと酷い事が平然と行なわれています。
チベットやウイグルのことなどは
世界中の人が 国連の自由権規約、人権宣言を知っていくべきだと思うのです。

前置きが長くなりました。。。

以下転載文です。

……………………………………………………………………………………………
国際社会から厳しく問われる日本の人権〜自由権規約委員会の勧告を受けて〜
……………………………………………………………………………………………

10月30日、ジュネーブの国連本部で、自由権規約委員会が、日本の人権状況についての審査結果を発表しました。

この審査は、国連の自由権規約に基づいて行われるもので、この条約に入っている国すべてが審査の対象になります。10年前の1998年に行われた前回の審査でも、日本の人権問題が数多く指摘されました。

今回の審査では、アムネスティなど多数のNGOが詳細な報告書を委員会に提供しました。審査当日は、複数の委員から、人権状況の改善が見られない点が多いとして、「10年間何をやっていたのか」など、日本政府に対して厳しい指摘が繰り返されました。

審査の結果、日本の人権について、29項目にわたる懸念事項と改善すべき課題が示されました。主な勧告としては、

・国際基準に沿った、独立した国内人権機関を設置すること

・国連の人権機関への個人通報制度を受け入れること

・世論の動向に関わらず、死刑制度の廃止を積極的に検討すること

・代用監獄制度を廃止し、被疑者が弁護士にアクセスする権利を保障すること

・捜査取り調べを可視化し、自白に偏った前近代的な捜査をやめること

・日本軍性奴隷制の被害者への謝罪と賠償を行い、加害者の訴追を行うこと

・女性に対する差別、暴力の問題にきちんと取り組むこと

・マイノリティ(在日コリアン、アイヌ民族や沖縄の人びと)の権利保障

・拷問の恐れのある国への難民申請者の強制送還を、はっきりと禁止すること

・市民運動のビラ配布取締りなど、表現の自由への不当な制限をしないこと

といった点が挙げられます。

日本政府は、今回の勧告で示された国際社会の要請にしたがい、具体的な措置を取らなければなりません。アムネスティは、日本政府に対して、今回の勧告を完全実施するよう求めています。

*詳しくは、以下の最新ニュースをご覧ください。
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=541

【転載ここまで】

最後に・・・
ここ すごく解りやすいと思います。
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=694
posted by manami at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 平和、政治
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/22560093
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック