2009年07月27日

奈良さらし

 今日7月26日は 新年の始まりでした。
明けまして おめでとうございます。
ひとつの区切りとして 心機一転です。

 朝は早くから 奈良の月ヶ瀬に行ってきました。

実は、ここではまだ書いていませんでしたが
今年の5月から 「大阪麻自由学校」に入学していました。
東京では 8年目らしいのですが
大阪では今年が初めてで 1期生と言うことになります。。。

なぜ、麻学校なのか・・・???については
長くなりますので 次の機会に紹介しましょう。
短く言えば いつものように ビビッと来たからなのですが...

そう、興味を持った!知りたい!!
麻と言えば 大麻=マリファナ と思う人が多いと思います。
私も、そのうちの一人で それは法律で決められているのだから
法を犯すことは 許される事ではないと
正直 今でも思っています。

だが、しかし、、、
麻(大麻)はそれだけではないのです。
なんとなく そうだとは思っていました。
なぜなら、神社には麻がよく使われています。
それは、浄化や魔除けの効用があるからと聞きました。
また、七味唐辛子にも麻が入っています。
そして、衣服にもhemp素材のものがおおく出回っていて
最近好んでそれを選ぶようになりました。
コットンより 肌に心地いいのです。

他にも沢山 麻は日常的に使われているのです。
それと 大麻=マリファナは 一緒だけれど一緒ではない。。。
使われている場所が違うというだけでした。
マリファナは葉を使いますが
上記の商品は 茎・種を使います。
いわば それだけの違いなのでした。

学校では その辺のことを教えてくれます。
どこをどう使うと産業用になるか。
医療用になるか。。。
世界の需要は?
日本の現状は??

・・・・と紐解いていくと長くなりますのでこれは次回に!

今日は 月ヶ瀬で今も続けられている 
麻繊維の「おうそ」を績んで糸にする「おうみ」の仕方を
体験しました。
指で繊維を分けていき 長く繋いでいくのです。

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一端の布にするには4万キロの横糸が必要だそうです。
気が遠くなるような作業です。
むかしは 農閑期に女性の仕事としていたそうですが
今はその需要がないし、女性も他の仕事をするようになり
仕事とし続けている人はいないそうです。
でも、その技術を残しておく為に
「奈良晒保存会」があり 伝承の努力をされています。

そもそも、戦前は全国に麻畑があり
衣食住に日本人にとって欠かせないものだったそうです。
が、戦後アメリカの指導により麻畑やその作業を廃止に追いやられ
今ではほとんどを輸入しているそうです。

でも、麻と言えば天皇家にも欠かせないものでしたので
そのために必要な麻畑とその作業だけは残してもらえたそうです。

天皇が新しくなるときの 大嘗祭ではそのために
全てを新調するのですが その役目をしてきたのが
四国の忌部家でした。
ですが、大嘗祭はそう頻繁にあるわけでなく
いつしかその作業を受け継ぐもの その麻をつくることが
できなくなり 平成の大嘗祭の際は
その技術を月ヶ瀬の奈良晒を伝承する方が 教えに行ったそうです。

今日 その一部を垣間みたのですが
糸を績み 布にする迄の間の 行程の多い事!!
それらを分業にして 多くの人の力が合わさって
作り上がる一品を 一人で行なうのはなかなか容易ではありません。

でも、その肌触りの素晴らしい事!!!
これを途絶えさせるのはあまりにもったいないことです。
今、保存会では伝承をして 受け継ぐ人を大歓迎しています。
私は 今日の体験で 申し訳ないですが 
それに手をあげるとこは出来なかったですが
きっと、天職とばかりに はまる人はいるはずです。
教えてくれた人は この行程は「瞑想」と同じだと言っていました。
そして、機械織りよりやはり 手織りです。

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今日は、空気の美味しい山の中に行き
このある意味 神聖な作業を学べた事に感動しました。

そして、もう一つ。
広島の原爆が投下された時
麻を身につけていた人は 被爆しなかったと聞き
驚きました。

やはり、この麻はなにかあるexclamation×2
今、若い人から注目されてきていますが
私も 広い目で 麻を見ていきたいと思います。
まだ、あと5回の講座がありますので
徐々に 麻を受け入れて行こうと思います。
もしかしたら 次世代への救世主になるかもしれない。。。
麻に関わっている人は 大きな期待を抱いています。
私も、そう感じて取り組んで
出来る事をして関わっていこうと思っています。

ただ日本の場合 法律がね。。。

・・・もう少し、勉強してみますね・・・
posted by manami at 01:59| Comment(0) | 麻、
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