賛同を求めていましたが その後の経過を気にしていました。
すると、30日に 九州電力は10月3日(土)にも玄海原発3号機に
MOX燃料を装荷しようとしているとの情報がありました。
美浜の会の方たちはじめ地元の反対者など多くの人が
佐賀に集結しました。
結果 3日のMOX燃料装荷はなくなったそうです

1日のこの阻止行動はとても迅速で
なおかつ 多くの人の力が見事にまとまり
佐賀県知事を動かしたものと言えます。
美浜の会のMLにはそのようすが随時報告されていました。
先ずは 県議会の県議運営委員会で
始めは自民党の意見が分かれていたものの
一つにまとまり 知事に対して
九電に中止を要請するように求めました。
市民ネットは 白紙撤回を要求し
市民は 県に要請、要望書を手渡しました。
そして、知事と九電の話し合いで
3日の MOX燃料の装荷は中止になったそうです。
また、明日は東京で経産省及び原子力委員会事務局との交渉が
決まっていました。
このタイミングで 九電が3日装荷することを
発表したのは なんだか間が抜けているようにも感じました。。。
が、そのお陰で いい流れが出来たようにも思います。
明日は現地組と東京組に分かれて
この計画自体の撤回を求められるようです。
以下転載文
●10月2日 玄海プルサーマル問題での国との交渉等にご参加を
10月2日には、東京で経産省及び原子力委員会事務局との交渉を
行いま す。MOX装荷を目前にして、使用済MOX燃料の処理方策が
決まっていない こと等についてです。佐賀をはじめ全国から参加されます。
MOX装荷をス トップするために、ぜひご参加ください。
また、この交渉に続いて、原水禁国 民会議などが、上関原発建設中止を
求める署名提出やもんじゅの運転再開中止 の申し入れを行います。
場所は、全て参議院議員会館第1会議室です。
10月2日(金) 場所 参議院議員会館第1会議室
◇13:00〜14:00 玄海原発プルサーマルに関する経産省等との交渉
(集合 12:15 事前の打ち合わせ12:30)
◇14:00〜15:30 「上関原発建設中止署名」、
「原子力政策の転 換を求める署名」の提出と交渉
◇15:30〜16:30 「もんじゅ」運転再開中止の申し入れ
◇10月3日は東京の明治公園でNO NUKES FESTA 2009 が開催されます。
案内はこちらです。http://www.nonukesfesta2009.com/
以上==
余談ですが
NO NUKES FESTA 2009のサイトのブログに
http://www.asahi.com/international/update/0929/TKY200909290336.html
インドのシン首相は29日、当地で開かれた核の平和利用に
関する国際会議 で、同国内の原子力発電能力を2050年までに
現在の100倍以上にあたる 47万メガワットにすると発表した。
「これにより、化石燃料への依存を大き く減らし、
国際的な地球温暖化対策に大きく貢献できる」としている。
現在インドには17基の原発があるが、燃料用のウランの
不足などのため、 発電能力は4120メガワットにとどまっている。
火力や水力も含めた総発電 能力(約15万メガワット)に占める割合は
約3%。今後、経済発展に伴い、 爆発的な伸びが予想される電力需要の
かなりの部分を原発でまかなう意向とみ られる。
とあり ショックです!
ウランも化石燃料では・・・
原発も地球温暖化に貢献していると思うのですが・・・
今、インドの友人、インド関係の仲間にこのことを
知らせたくて 頭がいっぱいです!!!
原発は 核放射能という 人類がまだその汚染に対して
対処できていないものを放出するのです。
安全と言う確証はどこにもありません。
経済的に便利になることを求めることで
その代償の大きさを 多くの人は知らないようです。
ウラン鉱石を採掘作業をする人やその家族(子、孫)への影響。
その地域の大地 空気の汚染による計り知れない被害。
そして 原発が出来たとしても
そこで働く人々がいます。
全ての人はコンピューターで仕事をしているのではありません。
検査や掃除には原子炉に入り 人間の手で行なうそうです。
その中は熱くて3分もいてられないそうです。
ですから 次々と作業員が並び
次々と中に入り 作業し 出てくるそうです。
また、エネルギーを作るためにはとても高温になるので
それを冷却するために 海水を使います。
冷却に使った海水は 海に放出するのですが
その時の温度は 7度も高くなっています。
世界に 原発が増え続け それらから7度高くなった海水を
海に放出しつづけると・・・
これこそ 温暖化の原因ではないかと思います。
また、いつどんな事故が起こるか解りません。
人為的なものもありますが
一番怖いのは 地震です。
他にも 平和利用と言いますが
ウランや プルトニウムは原子爆弾として使われたものです。
それを保有していることは
いつ何時 どんなスイッチが入るかわかりません。。。
これらのことを もっと多くの人に知ってもらいたい!!!
電気は必要ですが 他にも選択肢はいくらでもあるはずです。
国民が原子力発電を拒否したら
政府は 本腰入れて自然エネルギーへの
全面的転換へと 進むでしょう。
今使われている原発推進への 予算を
自然エネルギー開発へ 一気に注ぐことで
太陽光発電 地熱発電などの技術は すぐに高まると思います。
インドのこの発表も撤回されることを
願っています。