2020年03月22日

チェンナイ 後半4日間 2020

チェンナイに戻ったら、「えっ〜!都会やぁ〜ん!」と思ってしまいました!!
マドゥライ は私の感覚では15年くらい前のチェンナイかなー。

後は、踊りのクラスに行き、ダンスプログラムを見て、ヘナをして、
日本人の友人と高級レストランに行き、その他諸々あっち行きこっち行きと
動き回って 南インド料理を食べまくって帰ってきました。

その間、会うインド人からは日本でのコロナウイルスのこと心配してもらいました。
インドでは毎日 日本のことをニュースでしていたそうです。
チェンナイはまだ余裕の感じでした。
が、今は3月末まで外出は自粛、様々な施設が休館だそうです。
暑いから大丈夫と思っていたのですが、、、。
日本人に限らず外国人の入国の制限も始まりました。
世界的な終息が1日も早く訪れることを祈っています。(祈ってきました)
そして、この8月もまたツアーとして再訪できることを願っています。

チェンナイと南インド料理


posted by manami at 21:57| Comment(0) | インド滞在記

マドゥライ・ムルガン神の寺院

28日の夕方に飛行機でチェンナイに戻るのですが
チェックアウトを少し延長してもらい
マドゥライからバスで20分の所にあるムルガン神の寺院に行きました。

ムルガン神は北インドではスカンダという名前でシヴァ神とパールヴァティ女神の息子となっていますが
これは後から付けられたもので ガネーシャ神の弟という設定も同様です。
南インド特にタミルナードぅ州の土着の神としてかなり古くから信仰されていたとも言われているし
それ以前からとも考えられるなど ムルガン神には謎が多いです。
でも、今もタミルナードゥ州ではかなりの人気があります。

ムルガン神は山の上や山を掘ったところに祀られ6つの主要な寺院があります。
ここは 300mほどの岩山が掘られた寺院でスプラマニヤ・スワーミ寺院といい
第一の寺院とされています。

その岩山が見えてきました。
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入り口から本殿まで
本殿内は撮影禁止です。
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ご神体は岩山を掘ったところにあるのでしょう。
中に入ってしまうと岩山のどの辺にいるのかわからなったですが、、、
でも、自然の岩のままがむき出しで素朴な感じが神聖でした。
日本の磐座のような、、、その中という感じです。

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本殿を出たところで若い二人が結婚式をしていました。
家族の人たちに一緒に祝福して欲しいと言われて黄色い米を渡されて
ライスシャワーのように投げて 写真を撮らせてもらいました。
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この周辺の雰囲気はマドゥライ の街中とは一味違いました。
もう少し長く居てそれを感じてみたかったです。
ここももう一度来よう!!

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posted by manami at 17:22| Comment(0) | インド滞在記

タンジャヴール(タンジョール)2020.2.27

マドゥライからバスで4時間のタンジャヴールに日帰りで行きました。
長距離バスですが何回もバス停で止まり乗客が乗り降りししかもエアコンなし。。。
キツイかなーと思いましたが、隣に座る人と話したり 外を眺めていると
意外と楽しく過ごせました。

タンジャヴールは いくつもの王朝が都とし1000年も繁栄していたとのこと。
(イギリス統治下以降はタンジョールと呼ばれていたが、元の名前に戻っています)
今は小さな都市、、、とはいえ道路はある程度整備されていますが高い建物は見当たりません。
広々とした大地と大きな空の下、
目指すプラハディーシュワラ寺院へ
バススタンドからオートリクシャーで向かいましたが、
のんびりとした街中に突如、どっしりと雄大に構えている寺院が現れました。
歴史を超えた空間が目に飛び込んでくるような感じです。
中に入ると益々、時代を遡りその時に身を置いているようでした。

プラハディーシュワラ寺院はシヴァ神が祀られています。
バラタナーティヤムの演目にここにいらっしゃるシヴァ神をお慕いし祈りそのお姿を求める・・・
という踊りがあるのですが その一つ一つの意味、その感情などが
この風土によって生まれたものなのだ!と小さな発見の数々に胸が踊りました。 

9世紀から13世紀のチョーラ朝時代に学問や芸術などが栄え、
その最盛期の1010年に建てられたプラハディーシュワラ寺院は チョーラ建築の代表作です。
チェンナイ、マドゥライ、チダンバラムのヒンドゥー寺院は違う趣です。



一人で木陰に座り優しい風とのんびり過ごしとても心地いい場所でした。
が、人々がいる場所に移動するといろんな人から「セルラー オッケー?」と
声をかけられ一緒に写真を撮りました。
ここでは、日本人は珍しかったのでしょうね。

帰りのバスまで少し時間があったので
16世紀ヴィジャヤナガル王国のタンジャヴール・ナーヤカ朝の首都になった時にできた王宮に行ってみました。
当時のまま残っているタンバール・ホールでは インド映画の王宮のシーンを重ねたりして楽しみました。
他の場所は博物館になっていてその内容も興味深かったです。

寺院から王宮まで歩いて感じたのですが、やはり他の街とはなーんか違う、、、
何だろう?と路地を歩いたり 店や歩く人に道を聞いたりしながら考えていましたが
心が落ち着くような懐かしいような・・・

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posted by manami at 15:23| Comment(0) | インド滞在記

2020年03月20日

マドゥライ ミーナークシー寺院

今回の目的の一つは、マドゥライ のミーナークシー寺院に行くことでした。
30年前に初めて南インドに行った時にミーナークシー寺院に行きましたが
その時はゴープラム(塔門)の塗り替えていて全て覆われいたので
美しいゴープラムを実際に見てみたい!と、
寺院の中でなんだか分からないのですが とっても感動したので
それを確かめたかったのです。

24日にチェンナイ空港から飛行機でマドゥライ へ約1時間。
ちなみに 列車だと8時間〜10時間です。。。

マドゥライ は紀元前後から栄えた古い都(バーンディヤ朝)で
チェンナイよりも歴史があり ドラヴィダ文化の中心地と言われています。
街には1000ほど(かなり多いという意味)の寺院がありますが
ミーナークシー寺院はそのシンボルでここを中心に街が広がっています。
正式にはミーナークシー・アンマン寺院といい、8世紀に建てられ16世紀に完成したそうです。

マドゥライを訪れる巡礼者で毎日がお祭りのように
みんなのワクワクや巡礼の喜びやその有り難さなどが
賑やかに楽しい雰囲気を広げていて 
チェンナイとは違う活力と優しさを感じました。

さて、25日朝ホテル近くの小さな寺院のお坊さん?に手招きされて行ってみたら
私にお祈りをしてくれて、神様のプレゼントもいただいたのです。
お布施は10ルピーで・・・
でも その後のミーナクシー寺院では不思議なことがいっぱいありました。
寺院内の撮影は一切禁止!!で入る前にスマホも預けないといけないのですが、
(昨年から厳しくなったそうです)
預け賃が 外国人は50ルピーなのに私はインド人の2ルピーだったのです。
中はすごい人でどこに行けばいいか分からないので 
前の人について長い列に並び少しずつ進んで行ったら
いつの間にか インド人しか入れない奥まで入ってて!
ミーナクシー女神のプージャ(祈り)をしてお供えをして
シヴァ神(ミーナクシー女神の夫)にもできました。
そこに到達するまで並んでいる間の時間も嬉しくありがたかったです。
石でできた御堂は黒く光っていて それらにある彫刻は美しく重々しく
大きな空間をしっかりと守り また私達を包み込んで安心感のような
大らかさを感じていました。
他にも 偶然通りかかったところで美しい光を見たり
出口を探していて ある人が行く後を付いて行ったら
そこで 小さな穴から見えるとても綺麗な光を見ました。

ずーっとぐるぐると何周も歩いていたかったです。
多分3周くらいは歩いたと思いますが、、、、
本当に魔法にかかったような有難い時空間を過ごすことができました。
ここでの感覚はしっかりと記憶に刻まれました。

因みに 翌日も行ったのですが、その時は入り口で外国人料金を求められました。。。

ミーナクシー寺院は東西南北に大きなゴープラムがあります。
外からの画像と周辺の様子を紹介します。


チェンナイのJapanese Night でマドゥライ から参加していた日本語学校の先生と娘さんを
紹介してもらっていたのですが、お母さんは 日本語がペラペラ。
娘さんには マドゥライ で一番大きなホールでのダンスプログラムに連れて行ってもらったり
彼女が通っているダンスクラスを見学させてもらったり
買い物に付き合ってもらい お食事もいただき!!
とってもお世話になりました。
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また、マドゥライ に行きます。

魔法をかけたおじさん
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サリー屋さんにゴザ!チェンナイでは見たことがないです。
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ダンスクラス
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posted by manami at 17:45| Comment(0) | インド滞在記

チェンナイへ2020.2.22

チダンバラムのダンスフェスティバルは21日から5日間ですが、
私は前夜祭と21日の本番を見て 22日の早朝にはチェンナイに向かいました。
列車が満席でチケットが取れず、、、公共のバスは5〜6時間かかるので嫌だなー。と思っていたら
ホテルの宿泊者がRed BUSで予約できるよー。と教えてくれました。
それはプライベートのバスなのでノンストップでチェンナイ着。
しかも4時間くらいで!!寝てるうちに着いちゃいました。
チェンナイのホテルには12時前についてチェックイン。

16;30からの「Japanese Night」に誘われていました。
行くと大きなホールに若いインド人がいっぱいです。
チェンナイの日本語学校や大学などで日本語を勉強している若い人たちが
日頃の成果を発表する場でした。日本語の劇、歌、踊り、川柳も!!
8団体が出演しました。
今回が第9回で在チェンナイ総領事館主催です。

皆さんの日本語力がとても素晴らしくて とても一生懸命で感動しました。
映像の劇は明治・大正・昭和・平成・令和を紹介しています。
それ以外にも日本の昔話の劇やゲームもありました。




ロビーにはインド人の盆栽協会の作品と粘土細工の展示がありました。
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<唯一マドゥライからの参加学校の皆さんと>


posted by manami at 01:16| Comment(0) | インド滞在記

2020年03月19日

チダンバラムの街と食事

チダンバラムの街はとてもこじんまりしている印象です。
寺院近くのホテルからバスターミナルに徒歩で行けるし
駅までも歩いて15分くらい。
25年前よりかなり賑やかにはなってますが、
人々はとてものんびりした感じです。

ここではマハーシヴァラトリーで頭がいっぱいだったので
街中の画像があまりありませんが、、、。


食事はもちろん南インド料理。
ホテルの人に近所で美味しい店を教えてもらいました。
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ミールス
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マサラドーサ
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南インドはコーヒーの産地でもあり、実はチャイよりコーヒーを飲む人が多いです。
濃厚なミルクと砂糖たっぷりでとっても美味しいですよ。
ここのコーヒーが美味しくて3回行きました。
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posted by manami at 23:32| Comment(0) | インド滞在記

チダンバラムのナタラージャ寺院とダンスフェスティバル

ナタラージャ神は南インドでは「踊りの神」であり
シヴァ神が踊る姿とも言われています。
宇宙をステージに踊るナタラージャ神のエネルギーが
宇宙のエネルギーそのもので、
バラタナーティヤムは、身体の小宇宙と大宇宙を繋ぐ踊りで
また、ナタラージャ神に祈りを捧げる踊りです。

今年のマハーシヴァラトリーは2月21日で、1年に一度のダンスフェスティバルがあり
それに合わせて来ました。
25年前に来たことがありますが、その時の感動を味わいたかったのです。

20日はナタラージャ寺院とは別の場所でフェスティバルがあるというので行って見ました。
始まるのは夕方6時から10時ごろまで、
ナタラージャ神に捧げるダンスを披露する素晴らしいダンスを見ることができました。
インド国内の様々な所からや外国からもダンサーが集まります。
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<ドローンでの撮影も!>

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21日は午前中にナタラージャ寺院に参拝しました。
ものすごい参拝者の数です。大きな鐘の音が鳴り響きみんな手を合わせたり
座って瞑想したりマントラ(お経)を唱えたり、、、
身体の中心に我を帰らせてくれるような深い感慨と
余計なものを捨てて上に引き上げてくれるような神聖を感じました。
ゴールデンテンプルとも呼ばれていますが、
25年前にも感動したその輝かしさが蘇りました。
108のポーズをするナタラージャ神があることも有名です。
周りのインド人に どうして108なのか?と聞きますが、
みんな首をかしげます。
そこで、仏教の煩悩も108あるのでそれと関係があるのかなー?というと
きっと、繋がっていると思うよ。と。
私もそうではないかと思うのですが、この疑問を明確にしたいなーと思います。

寺院の内部の撮影は禁止なのでその雰囲気を画像では紹介できませんが、、、。
東西南北にあるゴープラム(塔門)と本殿の外側の敷地内を紹介します。
チョーラ朝時代の12世紀に建てられています。


そして、夜寺院内のステージでダンスフェスティバルがありました。
21日は午後6時から翌朝5時30まで行われます。
ダンス会場はみるみるうちに多くの人々で埋め尽くされます。
ダンスを見る人たちばかりでなく 思い思いにこの日の祝福を受けているようでした。


posted by manami at 20:13| Comment(0) | インド滞在記

チェンナイからチダンバラムへ2020.2.20

チェンナイに着いて翌朝早くに列車でチダンバラムへ行くので
エグモア駅近くのホテルで1泊。
1歩出たら目の前のイギリス風の建物が駅でした!!
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駅内で「何番線だろー?」とその広さにボーッとしてたら
ポーターと呼ばれる荷物を運んでくれる人が 私のチケットを見て
荷物持ってサッサと歩きだしました。

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席まで荷物を運んでくれて助かります。

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8;15発でチダンバラム駅は10個目で12:48着。
4時間半の列車は車窓を楽しみ駅ので休憩を楽しみ
なかなか快適でしたよ。

南に向かう左側だったので海に面している方をずーっと見ていました。
水田、畑と緑が一面のところもありますが、
刈り取った後や実っているような色の所もあり
どうして 日本では季節により変わる田畑の景色をここは全てあるのかなー?
これが四季のない地域での特徴なのかなー?とか思っていました。




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途中、10分停車の駅がありチャイとワダで休憩したり、
車内では座っているのに飽きた人たちがウロウロと歩き
それぞれ話が弾んでいたり、可愛い赤ちゃんがいて賑やかだったり、、、。
なんだかんだと飽きずにチダンバラムに着きました。
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ここにはBharatanatyam(バラタナーティヤム/南インド古典舞踊)の踊りの神、
ナタラージャ神(シヴァ神の別名)の有名な寺院があります。
そして、2月21日(毎年日にちは変更)はマハーシヴァラトリーという
シヴァ神に祈る最大のお祭りの日で、ダンスフェスティバルが行われます。

posted by manami at 18:35| Comment(0) | インド滞在記

2020.2.19 南インドへ

 2月に入って武漢で発生したコロナウイルスのニュースが出だして
何をどう注意するのか?そもそも新型コロナウイルスとは何なのか?
情報が錯綜しだして中国・韓国への入国制限まで始まった頃、
日本人が出国できてインドに入国できるのか、、、?と心配しながらも渡印の準備をしました。

今回はシンガポール航空を利用。
機内食のことですが、
航空会社によっては、日本人に対して「ポークorチキン?」と聞かれます。
私はどちらも食べられないので困ったことがありました。
その時はサラダとフルーツだけ、、、。
でも、シンガポール航空は前もって機内食を選べます!!!
宗教別やアレルギー別などその種類の多いことに驚きました。
その中に「indian vegetable meals」があったので迷わず選択。
CAは「日本人なのになぜ?」みたいな顔でしたけど・・・。

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<関空からシンガポール>

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<シンガポールからチェンナイ>

シンガポール空港で3時間半待ち。
ここでマスクをしているのは日本人くらいでした。。。
広ーい空港内をうろうろしてたら、セブンイレブンを見つけました!!
コーヒーもありました。同じ味でした。
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関空発11:00 で、シンガポールまで5時間30分くらい。
シンガポールから約4時間でチェンナイ着22;00。
日本時間では午前1時30分ですが、でも現地にその日のうちに着けるのは嬉しいです。
飛行機では映画を4本見て、インド料理で気持ち上げて!
快適でした。
posted by manami at 17:07| Comment(0) | インド滞在記

2019年09月11日

南インド・チェンナイ 2019 3


朝食はホテルのブュッフェです。
インド料理がずらーっと並んでいて食欲出てきます。
普段は朝から食べられないのですけど、、、。
南インドの朝食メニューはこんな感じです。
白いのは、イッディリーという米粉で作った蒸しパンみないなの、丸のはワダという豆粉で作ったもの。チャツゥネという3色のソースをつけて食べます。白はココナッツ、オレンジはトマト、緑はコリアンダー。銀の器はサンバルという南インドのカレー(日本の味噌汁みたいな定番カレー。)パイナップルとマンゴー。
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午前中はラクシュミテンプルに行きました。
この上から眺める景色が大好きです。
ベンガル湾を一望❣️
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カラフルな家が可愛い目がハート
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風も気持ちいい〜。
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アーユルヴェーディクなランチを食べに行きました。
まずはドリンクが並び左から飲みます。
デーツ、カシューナッツミルク、ビーツ、コリアンダー・ミント・カレーリーフ、ヨーグルト、黒米、
鉄、カルシウム、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB1.2  を取るとのこと。
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飲み終わったらバナナの葉が出てきてその上に一列に4品置いていきます。これらは右から食べる。一列食べたら次にまた一列にそれぞれ置いていきます。一つ順番に食べて完食したら次、というのが理想的なのですが、、、
みんなのペースも違うし、ゆっくり食べたいし、、、とわがまま言って全部置いてもらいました。
一つ一つのあじはとっても美味しい〜❣️ヘルシー❣️です。
素材や調理法をいちいち聞いたのに、、
忘れてしまいました。
というか、メモするより食欲で、、。
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動画も見てね。

最後に手のひらに蜂蜜を乗せてくれて食べます。
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そしてお口直しにこれ。
このまま食べます。中には様々なスパイスが入っていますが、全く辛くなく、ここのは美味しい〜❣️
口の中がさっぱりするし、胃にも優しい感じ。
もちろん一人一つですよー。

私は完食しましたが、全く胃にもたれず食後も調子が良かったです。

その後は、ギャラリーに行って(写真なし)
両替して(写真なし)
そして、暑さをしのぎにマンゴージュースマティーニ(カクテルグラス)
ストローが紙なんですよ。
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この後も買い物行ったり散策したり、、、
良く食べので元気❣️

夜は、チェンナイの日本語学校の生徒さん達との交流会に招かれました。
一人一人が日本語で自己紹介してくれて、
2つのグループに分かれてグループトークの時間を持ちました。
皆さん、日本で働くことを望んで日本語を勉強しています。
仕事はエンジニアの人が多かったかな。
ほとんどが男性。みんな20代前後です。
でも、インドは経済発展しているので日本に来るよりインドの方が仕事があるのでは?
質問したら、
インドでは仕事は確かに増えたけれど、
それ以上に若者が多いからいい仕事に就けないとのこと。なかなか厳しいようです。
それに、彼らは日本が好きで憧れている。
と言っていました。

2つのグループはそれぞれにいろいろな話題で盛り上がったみたいです。
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元々ここで日本語を教えていた日本人が東京から来ていましたが、彼らチェンナイの若者達を受け入れる機関を作っているそうです。
東京は進んでいるなー。と思いました。

皆さん、とても夢を持っているので頑張って欲しいです。
日本に来て楽しく仕事できますように〜。

とてもステキな時間を持てました。



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posted by manami at 23:00| Comment(0) | インド滞在記

2019年09月09日

南インド・チェンナイ2019 2

チェンナイ2日目。
ホテルの部屋から朝日に照らされているチェンナイ。
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ホテルの壁。(タクシーがなかなか時間通りに来てくれない、、、あせあせ(飛び散る汗))
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午前中、生徒さん達のレッスン見学。
私はお友達の案内があるので今回レッスンは諦めました。。。
でも、ここに来ると踊りたくなります。
ヤショーダ先生の生徒さんも来てました。
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Tarabooksという手作り絵本の出版社に行きました。
そこの1Fは絵本の展示と販売をしていて時間を忘れるほどに見入ってしまいます。
壁に可愛い絵が描かれていてビル内を案内してもらえたり、手作り工房のビデオを見たり楽しい空間です。
お友達3名は画家なのでとても喜んでもらえむした。
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ランチは、タクシーのドライバーさんに
美味しい所を教えてもらったのですが、
ランチ定番のミールスを注文。
早速、手食❣️やっぱり手食です。
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と、ここではマンゴージュースマティーニ(カクテルグラス)
フレッシュジュースはホントに美味しいです❣️
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シヴァ神の寺院とその周りを散策。
いつも行く所なので私にとってはあまりに見慣れているせいか、写真が少ないです。。。
たまたまある宗派の人たちがお布施を集めに歩いてました。
皆さん、裸足です。

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寺院に入る時は皆んな裸足になります。
こんな感じでその辺に履物を脱いで。
少し離れた所には預かってくれる所もあるのですが、そこから入り口までも裸足になる訳です。因みにに預け料は2円くらい。

夕方からは衣装の仕立て屋さんに行きました。
仕上がりはまだ見ていません。
今頃船便でどこかの海の上かしら、、、。
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ディナーは軽めにこちらでいうスナック(軽食)を注文したら、なんとサイズがビッグ️
これは、ウッタパンといって、米粉の生地に野菜が混ざったものです。
お好み焼きみたいな感じ。。。
でもソースではなく、カレーやチャトゥニというインドのソースをつけて食べます。
白がココナッツ、オレンジはトマト。
左は南インドのカレーでサンバル。
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posted by manami at 04:11| Comment(0) | インド滞在記

南インド・チェンナイ2019 8月

8月10日〜8月20日、マルガユニティーの生徒さん、お友達と
チェンナイ&コーチツアーに行ってきました。
大好きなチェンナイの街中散策、南インド料理食べ歩き、
生徒さんたちには私の師匠ヤショーダのレッスンを受けてもらい、
観光やコーチでは自然も満喫❣️
総勢10名の賑やかな11日間。
たくさんの写真と共に紹介します。

まず、関空からのエアインディアはまさかのフライト5時間遅れ!
関空で夕陽を見るとは、、、
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でも、機内食は美味しかったからよしとしよう〜。
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でも、いうことは、デリー着は真夜中?いや、、午前2時。
なんやかんやでホテルに着いたのは3時!
せっかくの4星のホテルを楽しめずちょっとガッカリ。
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でも、早朝のチェンナイ行きは順調で、チェンナイに着いて
大地を踏んだ瞬間から、どこからやってくるのかわからないけれど
全身心にパワーがみなぎってくる❣️そして笑顔目がハート
旅にハプニングは付き物、なんでもいらっしゃ〜い❣️と、
心楽しく強くなる。
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滞在はサヴェラホテルでしたが、ここでのチェックインに戸惑ってしまった!!
何故か、後から来るインド人は次々とチェックインするのに
私はずーっと後回しにされてかれこれ約一時間ほど待たされた!
誰か助けて〜と心の中で叫んでいると、
「モガリさーん❣️」と神のような声。
なんと、インド映画に関わっている友人がたまたまホテルに戻ってきたところでした。
泊まっていることは知っていたけれどまさかの助っ人❣️
フロントの人たちの態度が急に変わったのは言うまでもない、、、。
感じ悪かったけど、、、。彼女の明るいテンションに助けてもらって
気を取り戻した、、、
そして、チェンナイの街中にGO❣️
まずは踊りのアクセサリーを売ってるジュエリーショップに行ったけと、
日曜日だった!ガーン休み!チーンショッキング
のっけからみんなを振り回すことになったけど、
でも、その周辺も面白い店がいっぱいで
買い物しなくてもウロウロしているだけでも面白いスポットを楽しみました。

そんな時、ヤショーダ先生から連絡かあり、全員でお宅訪問。
閑静な住宅街のマンション5階(最上階)は、エアコンなくても窓を開けてると
心地よい風が吹いていて、やっとホッと一息つけました。
先生は甥っ子と海に行くと言うので4名で着いて行くことに。
他の人たちは疲れたのかなー?ホテルに戻りました。

午後7時過ぎ、暗くなった海岸に行くとビックリ️
すご〜いたくさんの人が来ています。
聞くと、何があるわけでもなく、ただただ海岸に来る️
家族で、友人同士で、カップルで、、、大きなグループから小さなグループが、
砂の上にすわったり、寝たり、何か食べてたり、
波打ち際で遊んだり、ただ海を眺めていたり、、、。
それぞれの光景が幸せで平和でいいなぁ〜〜と感動しました。
そして、何より海風が涼しくて気持ちいい❣️
昼間の厳しい太陽の照りつけと温風の後のサイコーのご褒美です。
この自然のクールダウンを身近な人達と過ごす時間て、贅沢だあー。
明日への活力になるなる❣️
https://youtu.be/sDlQqCPeQ5w

その後、チェンナイで有名な老舗大衆レストランRatna cafeで
食事しました。
美味しい〜〜。安い〜〜。サイコー❣️
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スイカジュース
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いろいろあったけど楽しかった。



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2018年04月07日

インパール戦跡ツアー2

 インパール戦跡ツアー2日目はインパール南西のビルマ国境近くまで行きました。
そこまでの道のりも左右には広々とした大地が広がっているだけです。
でも、黄色いお花・菜の花畑が見えてきました。
この時期は何もありませんが畑なのです。

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しかし、第2次世界大戦の時、ビルマで日本に敗れたイギリス軍が撤退して
インパールに飛行場を作り、そこで力を蓄えていました。
日本軍の目的はこの飛行場を攻め落とすためにインパールに侵攻したと
こちらのガイドさんは説明していました。
当時は イギリス兵は防空壕などできつい生活をしていたとのことです。
しかも、山本支隊(歩兵隊)がこのPAPAL飛行場を攻めてきたのは雨季にあたり
土地は滑ってドロドロでその湿気と暑さと菌や蚊などにも悩まされ死者が増えたそうです。
結局、日本はここで失敗して大きなダメージになったとのことです。

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でも、こののどかな土地を見ていてその当時のことなど想像がつきません。

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この後は さらにビルマ国境の山の上に向かいました。
山は一つではないのです。山々が連なっています。
よくまー、ビルマ側からここまで歩いてきたものだと、びっくりしました。
道路の途中でバスから降りたのですが、、、
ガイドさんは、そこから山頂を指差して「あの山頂に建物や人が見えますが、
あちらにカメラを向けてはいけません。ここでカメラを出すのもやめたほうがいいです。」と
言いました。一瞬、緊張しました。
そこは、まさにビルマ国境の山頂で当時、前島と名付けられていた日本軍のキャンプだったそうです。
今は、アッサムライフが駐屯して国境警備をしています。
私たちの横を行き交う車にはライフルを持った軍隊の人が乗っていて
少し異様な感じがありました。
(もちろん この辺りの写真はありません)

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その後、少し離れた三角の山にきました。

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当時、山本支隊によって1日だけその山頂に日本の旗が立ったそうです。
でも、すぐにイギリス軍により撤退。
今は景色の良い山頂なのですが、当時の写真は木々がなく激しい戦闘の様子が写されていました。

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この辺りでは、2〜3日のうちに800名が死んだそうです。
イギリス軍はその遺体を引き取りに来たそうですが、
日本軍は来なかったので地元の人たちがビルマまでは運んだそうです。

その後は、山を降りてランチです。
地元の人しか行かないようなローカルな食堂に案内されました。

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メニューは地元の人が普段食べている定食です。
南インドの定食とは見た目も違いますが、味も違います。
ほとんどスパイスの味はしません。
でも何かのスパイスは効いているのです。
優しい味で日本人の口にも胃にも合うと思いました。

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南インドだったらスパイスまみれの味付けですが、ここは塩味程度。

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ほとんど味がしない優しい塩味。

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揚げものの時に使うらしい。

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食後に、店の女の人がおでこに書いてある印を私たちにも書いてくれました。
これはビンディー(赤い丸い印)と同じ意味だそうです。
形がヴィシュヌ神の信仰を表しています。

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Kakching Gardenに行きました。
小高い丘を綺麗に手入れした公園です。

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その上からの眺めも気持ちよかったです。

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ここにはシヴァ神の寺院がありました。

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そして、カラスも神様として祀る祠もありました。

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ここで出会った地元の方々、一人は有名な歌手で、もう一人は食品マーケットのオーナーさんだそうです。

帰りにガイドさんが家に招待してくれました。
一際大きく立派な家でした。
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壁の色が奇抜です。

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ガイドさんとお母さんと奥さん。

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奥さんが作ってくださった黒米のお菓子がとーっても美味しかったです。
こちらでは黒米を牛乳と砂糖で煮たこのような食べ物(お菓子・スイーツ)をよく食べるそうです。

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posted by manami at 01:18| Comment(0) | インド滞在記

2018年03月31日

インパール戦跡ツアー1

2月24日はインパール東北に向かいました。
街を抜けると1本の道の左右に広大な土地が広がっているだけで
時々民家と店が見えてまた何もない土地が広がる。。。
と、急にバスが止まったところには「日本病院」という看板がありました。
でもその看板だけです。
2005年にプロジェクトが始まったそうですが、インド政府はOKしたが、
マニプール州がOKできずに結局はその敷地に日本病院が建つことはなく
今でも看板だけが残っているそうです。
日本はどこかの支援団体が進めていたと思われるとのことでした。

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しばらく行くと、その1本道から横道に入りバスは止まりました。
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民家が点々としているだけの場所の先にある小高い丘の上に赤い旗が立っていました。
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それは IRABOT-shin という人を讃える共産党の赤旗でした。
この人は マニプール王国の独立を目指していた共産党の指導者のような人で
戦争当時はアッサムの刑務所にいたのですが、日本軍は彼を利用して
共にイギリス軍と戦おうとしていたとのことです。
戦後は、マニプール王国の王は独立しないことを決めましたが、
今でもナガ族は独立を望んでいる人は多く、ゲリラと言われ警戒されています。
インパール市内でもライフルを持った軍隊が多くいました。

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その後バスは山に突き当たりどんどんと登っていきます。
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途中にポツンとお店があり女性たちが食べ物を売っている場所がありました。
黒米で作った蒸しパンのような食感だけど揚げてあるお菓子。

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バナナの葉の中はまさにちまきでした。
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さらに進むと日本と同じような風景、段々畑が続きます。
そして山頂には、村があり家があり人々が生活していました。
が、戦争当時はこのような村に日本の軍隊が来ていました。

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ここに住む男性(82歳)が戦争当時、日本兵と話をしたことがあり
戦後に村の人々が戦時中のことを表した歌が残っていてその男性が歌を歌ってくれました。
まずは家の中に入れていただきました。

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この村には 山本支隊(歩兵隊)が駐留していて、
チャンドラボース率いる6,000人のインド独立軍とイギリス軍の戦いのことが
歌に歌われていました。

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子ども達が珍しそうに来てくれました。
周りの風景は穏やかで素朴です。
教会が多くありました。

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山本支隊の西田さんという方が戦後、ここに来て作られた建物。
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この男性(87歳)は藤原機関と親しかったという方でした。
家の敷地に当時の資料を残していて、日本にも何度か来たそうです。
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インパール作戦は 無謀な作戦であったという情報はありましたが、
インパール作戦中に 地元部族間で独立派とイギリス軍の抗争などもあり
また、親日派と親英派にも分かれて地元部族が支援していたりと、、、
インパール作戦の今まで知らなかったこと、特に知りたかったインド側の様子、
その扉が開いたみたいに この日の情報には驚きました。
しかし、そのような戦争自体があったとは到底想像がつかなような
素朴で穏やかな地のギャップにも戸惑うばかりでした。



posted by manami at 03:14| Comment(0) | インド滞在記

2018年03月24日

東北インド・マニプール州インパール1

 今回は 南インドだけにしようと思っていたのですが、
関西日印文化協会の方に 東北インドと日本をつなぐ文化交流会を計画している方から連絡があり
その趣旨に賛同してそれを実現すべく説明会を開いたのがきっかけで
東北インドに行ってみたくなって 2週間のうちの1週間をこちらに調整してみました。

 2月22日に関空からエアインディアでまずデリーに向かいました。

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いつもの機内食ですが 飛行機に乗った時からインド気分になれるのでとても嬉しいです。

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機内で映画を観るのも楽しみの一つ。
今回は一足先に「リメンバーミー」を観ましたよ。
どんどん引き込まれていく内容です。さすがディズニー。子どもだけでなく大人にも良いお話でした。

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デリーに着くのは21:30ごろ。時差は3時間半なので1:00ですね。
空港近くのホテルで一泊して翌朝にインパール行きに搭乗しました。

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インパールはマニプール州の首都ですが、とても小さな空港でした。

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爽やかな風にインド国旗が揺れているのが印象的な初インパール。
13:00ごろの気温は17度くらいで少し肌寒く感じました。

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さて、ホテルまで行かなければ。。。
インドの今まで行った他の空港ではタクシーに簡単に乗れるのですが
外に出てもタクシーがいない!オートリクシャーも次々と先に乗る人がいて残っていません。
この時点で ここは他のインドとはちょっと様子が違うみたい・・・と思いました。
外の道路まで行き始めに見たオートリクシャーと交渉しました。
行き先を言うと300ルピーと言われ 200ルピーにして〜と言うと
あっさりOK!これまた他とは違う〜〜〜。
ドライバーの顔はアジア系、と言うより日本にもいるような男性でした。

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ホテルについて直ぐにマーケットに行ってみました。

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あらかじめ調べていた Ima keitel women's market
文字通り 女性だけで商売をしている市場です。
ここに行くまでは静かで人が少ない街だなーと思っていたのですが
いきなり活気溢れる色とりどりなところに突入!!といった感じでした。
特に女性たちのパワー、肝っ玉母さん的な方がたくさんです。

持っている野菜?がとっても大きくて!!
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魚の乾物です。
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生の魚も沢山売られていました。マニプール州は海には面していないので全て川魚です。
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建物の中もたーくさんのお店。
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これはウナギだそうです。
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これはタケノコみたいな、、、発酵しています。
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この建物の中でした。
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ホテルに帰るととても賑やか!!
結婚式があったみたいです。出席していた可愛い若い女の子たち。
民族衣装のお出掛け用ですね。カラフルで綺麗です。

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スカートも写真撮りたくて立ってもらいました。。。

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裾の模様は家々の紋のような意味があるそうです。

そこに、2月19日にインパール入りして20日からナガランド州のコヒマに行き
コヒマ戦跡ツアーを満喫してきた8名が帰ってきました。
ここより北の方なのでとっても寒かったそうです。
日本軍第33師団 柳田元三 中将の進攻ルート、第31師団 佐藤幸徳 中将の進攻ルート、
日本政府建立戦争慰霊塔、インド国民軍記念館、などを回ってこられました。

夕食はホテルのレストランなのでシャレています。
これは中華味のスープ。
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初インパール1日目は一人でウロウロしていましたが、
周りの人達の顔が同じなのでなんだかインドではないみたいです。
雰囲気も穏やかでとても温かい印象です。


posted by manami at 18:24| Comment(0) | インド滞在記

2018年01月10日

コーチとチェンナイ

12月6日朝5:10デリー発 エアインディアで機内食の朝食をいただいて
8:00コーチ着。

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北インドと違い南インドは暑いです。
1日だけの滞在で目的は前回あまりゆっくり歩けなかった旧ユダヤ人街を散策すること!
と買い物グッド(上向き矢印)
午前中にささっと買い物は済ませて 
フォートコーチで一番大きいヒンドゥー寺院を見学。
タミルナードゥ州の寺院とは違う雰囲気です。

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で、まずはランチ!
ケララミールスを食べに行きました。
ジャイプールでのランチと内容はほぼ同じなのですが
北インドはターリーといい、南インドではミールスと言うのです。
味も違います!!がどちらも美味しくで甲乙はつけ難い。。。

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特に違うのはダルカレー(豆のカレー)でした。
使っている豆が違うので・・・

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南インドのコーヒー。
南インドはコーヒー豆の産地でもあり種類も豊富です。
飲み方はミルクたっぷりにして砂糖もたっぷりでチャイと同じですが。。。

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旧ユダヤ人街は 紀元前からユダヤ人がこの地に来ていたとのことです。
その後、胡椒の貿易で有名な場所でもあるので 多くのユダヤ人が来て栄えていたのでしょう。
胡椒をはじめとする香辛料の倉庫が並んでいるのが特徴です。
でも、イスラエルができてエルサレムがユダヤ教の聖地となってからは
この地のユダヤ人は徐々にイスラエルに行き、今では一人もいないとのこと。。。
当時の建物だけは残っていて今はインド人が様々な商売や店舗にして利用しています。

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入り口から奥に入っていき、奥の扉を開けるとそこは川になっています。
昔は香辛料を船で運んで来てこの倉庫に保管していたのですね。

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人々の交通手段としてジェットと言う渡し船もあります。
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オシャレな空間になっているところも多々あります。
ここは川べりのカフェ。
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シナゴーク。閉館時間に間に合わず・・・次回のお楽しみにしよう〜。
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満足の1日でした。
次の日の朝はここを離れてチェンナイへ〜。
前回もお世話になった St.Michael's Innです。

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エアインディアで約1時間でチェンナイへ。
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チェンナイの国内線の出口。

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チェンナイ滞在も約1日!!!
まずは、ランチ!いつも行く美味しいミールス。
このような状態でテーブルに置かれます。
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小さな器(カトリ)は外に出して ご飯を入れてもらいます。
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アチャール(漬物)
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デザートのアイスクリーム
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ここでも南インドのコーヒーにしました。
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最後に食べるものです。。。
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中身はこんな感じ。さっぱりとお口直しになり、消化をよくするスパイスもあります。
意外と食べやすいお味です。
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これは夕飯に食べたマサラドーサ
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その後は買い物に奔走しました。
11月から指導している「バラタダンスクラブ」の衣装を揃える必要があったのですハートたち(複数ハート)
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他、アクセサリーもいろいろと・・・
滞在中にできるかどうか心配でしたが、
幸いにもオートリクシャーのドライバーが話のわかる人で
私の希望を全て叶えるべく1日中付き合ってくれました。
しかもそんなに没タクる人でなくて・・・とても恵まれていました。

おかげで、ヤショーダ先生のクラス中にもお邪魔してご挨拶できましたし
次の日の空港に行く前まで一緒にいてくださいました。
連れて行っていただいたケララ料理店。美味しかったです〜〜〜。

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最後まで美味しいインド料理に恵まれて幸せでした〜〜〜ぴかぴか(新しい)

これで 11月30日〜12月9日の北インド&南インドは終わりですー。

12月26日から予定していた「南インド古典文化ツアー」は定員に達しなかったので
中止になりました。。。残念でした。。。
でも、今年2018年も南インドツアーは企画します。
チェンナイ、コーチの美味しいミールスやインド料理を堪能していただき
南インド古典芸能に感動していただき、
南インドの街中を散策して心オープンにして楽しんでいただきたいと思います。

ぜひ、次回は一緒に南インドをウロウロしましょうねー。
posted by manami at 20:37| Comment(0) | インド滞在記

2018年01月09日

アグラへ(ジャイプールの結婚式の続き)

 ジャイプールで夢のような3日間、そして体力的にはかなりハードな3日間でしたが、
旅行は疲れを感じさせないのです。
ジャイプールを後にしてバスは アグラへと向かいました。
バスで6時間!!
その間、車窓観光は楽しめました。
トラックに積まれている荷物に鳥が集まっています。
鳥は知っているのですね〜〜。
多分、米か?鳥たちの好物なのでしょう。
こういう光景もインドならでは・・・

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広大な土地に黄色の美しい風景が見えてきました。
これらは マスタードの花だそうです。

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ずーっと座っているのですが、お腹は空きます。でランチタイム。
ビール好きが約5名ほどいるのでそのためにビールがある店をチョイスしたそうです。
そう。。。インドでアルコールを置いている店はとっても少ないのです。
このキングフィッシャーはとーっても飲みやすくて大好きです!!
なのでお食事は控えめに。。。

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アグラの手前40kmほどのところにある
世界遺産ファテープル・シークリーに行きました。
ここは 16世紀にムガル帝国第3代皇帝アクバルによって建設されました。
当時アグラ城を建ててインドに勢力を広めていたアクバルですが、
世継ぎに恵まれていなかったため、このシークリーに住む聖者を訪ねました。
インド人ガイドさんの話では、アグラから約40kmを裸足で歩いて来たそうです。
そしてマクバルは聖者から「1年以内に男の子が授かる」との予言を受け、
その通りにお妃は男の子を出産しました。
これは ムガル帝国の安泰を意味するくらいに偉大なことだったので
この地に都を作り、宮殿を建てました。
そのお妃は 2日目に行ったアンベール王の娘でしたので
お妃を愛してやまないアクベルは彼女の為に ヒンドゥー教を表した宮殿を建てました。
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緑の屋根は中国の影響だそうです。
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壁のない建物
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アンベール国はこのアクベルの庇護の元で、ヒンドゥー教を維持し、
のちに都をジャイプールに移しても今に至るまでヒンドゥー教徒が90%の都として残っているのです。

ファテープル・シークリーに着いたのは閉館前でしたので
空はすでに薄暗くなっていましたが、この赤い土で作るられた宮殿の重厚な雰囲気に触れることができました。
これらは、5年の歳月をかけて建てられたのだそうですが、
この土地は水回りが悪く、また夏は酷暑になる為、、、
わずか14年間しか使用せずその後はラホールに都を移しました。
そのためと ここでの戦争がなかったこともありほぼ当時のまま残っているとのことでした。
ムガル帝国は332年(1526年〜1858年)も続いていましたが、
その間、勢力を広げるための戦いや内部の継承戦争など争いが絶えなかった時代です。
でもイスラム王国でありながら ヒンドゥー教やジャイナ教など異教も取り入れて
元々のインドを収めていた勢力者とも同盟を結び
それぞれの文化が融合しつつ発展していった貴重な時期でもあったようです。
ファテープル・シークリーの建築美もその一つです。
(木造建築を模した石造建築として有名)

そして、翌日に行ったタージ・マハールはやはり圧巻でした。
大理石のパワーなのでしょうか・・・
その空間そのものにも魅了されました。
美しいの一言です。そしてその中で、贅沢な気持ちに浸らせてくれて
気が高まっていくことを不思議に思いました。
ここに来ることが特別なようにも感じました。

あの門の向こう側
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いや・・・まだでした。
まだ広い敷地を進んで行きます。
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あの門の向こう側ですね。
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柱にはヘブライ語でコーランが書かれています。
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やっと、この向こうがタージマハールです。
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中央から撮りました。インド観光資料やインドを紹介している よく見る構図です。
が、実際に見ました!!!
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徐々に近づいて行きます。
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みんな思い思いのポーズで撮影を楽しんでいます。
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中は棺がありますが、撮影禁止です。
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周辺や壁などは撮影OK
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ここにもヘブライ語
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裏はアムール川です。
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宮殿から入り口を撮影。
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帰り道で出会いました。
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緑の鳥は、ビールのキングフィッシャー。
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実は、インドに20回以上来ているにも関わらず
これだけ有名なタージマハールに来たのは初めてでした。
いや、北インドを観光したのも(デリー以外)初めてでした。
今回は 本当にありがたいお誘いをいただいたと思います。

バス休憩でチャイを飲みました。陶器のコップは飲んだ後割るそうですが、
珍しいので持って帰りました。
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ペタというスイーツのお店。
アグラ出身のコックさんからお土産にとリクエストがあったそうです。
冬瓜のスイーツ。私たちには珍しいですが、こちらでは昔からの庶民のスイーツだそうです。
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この後は、皆さんはデリーに戻りデリー観光して帰国しましたが、
私は次の日、ケララ州のコーチに行き買い物と旧ユダヤ人街を散策し、
タミルナードゥ州のチェンナイに行き買い物とヤショーダ先生に会いに
駆け足で回って帰国しました。





posted by manami at 12:55| Comment(0) | インド滞在記

2017年12月23日

ジャイプールの結婚式3日目

結婚式3日目。私たちは3日間も楽しい結婚式に参加させていただき
美味しいインドカレーのブュッフェの毎日!!
美しく着飾った人々の煌びやかな衣装にジュエリー!
そしてひときわゴージャスな新婦の衣装&ジュエリーには
目の保養になり心が華やかになりました。
でも、これらの準備はたいへんだったと思います。(金銭的にも・・・)
いや、娘・息子の結婚式にはインドでは昔からケタ違いの金銭が振舞われているようで
それをたいへんと思うなんて以ての外。
それだけの喜びと祝福でこの日を祝う、より華やかに!
それが多くの人々と喜び・幸せを分かち合う特別に日を演出しているのだ思います。

3日目は午前からある会場に行きました。
そこには新婦とその親戚だけが集まっていました。
何がはじまるのか・・・?
しばらくするとある男の人が床に座って何かを床に並べ始めました。。。
そこに新婦が座り親族が次々に座って円になって行きます。
男の人が祈りの歌を歌いながら 新婦がこの先もお金に困らないように・・・とか
健康でいられるようにとか・・・
親族一人一人がその歌に合わせて新婦に手を差し伸べていました。
これも儀式なのです。
親族の絆がとても強くてとても愛に溢れていることを知りました。
私たちは新婦の関係者・友人として特別にこの儀式に参加させていただきました。

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その後、7箇所の聖地(お寺など)から神聖な水が運ばれてきて
それで溶いたターメリックで新婦を清める(顔に塗る)儀式もあったそうです。

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私たちは披露宴の準備のためホテルに戻りました。
なんと、私たちが披露宴に参加するために 新婦のお母さんがインド人のヘアメイクさんを頼んでくれていたのです。
一人一人がどんな風に変身するか興味津々です。

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まーなんと!それは普段は絶対にしないほどの濃いメイクとヘアスタイル。
とても気に入った人もいれば そうでない人もいましたけど。。。
でも、こういう経験もインドならではです。

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そして、またまた違うホテルの披露宴会場へ!
そこには新郎が馬車に乗ってやってきました!!
像もそれをお伴して歩いていました。

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新郎が馬車から降りてからホテルの入り口から会場までの間、
新郎の親族と新婦の親族が真珠のネックレスの交換をして抱き合い、が続きます。
なかなか先には進みません。
でも、素敵な光景でした。

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やっと会場の入り口に新郎の姿。

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しかし、そこでまた賑やかな演奏が始まって
新郎への祝福と新生活への歌が歌われ それに合わせて親族が踊り出し!!
とても楽しく弾けた喜びがここでも繰り広げられていました。



新郎が席に着いた時、新婦が登場!!
それぞれに花を掛け合ってめでたく二人が揃い 
次は二人を祝福する時が始まりました。
この時の新郎新婦の姿は本当に輝いていてとっても美しく
見ているだけで幸せになりました。

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みんなで写真を撮りひと段落ついたときはもう23時ごろ。。。
そこから、最後の火の儀式へと会場が移ります。

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超華やかさと厳粛な儀式。
これがインドの魅力なのだと確信しました。

若いお二人はこれからはオーストラリアで生活するそうです。
どうぞ、末長ーくお幸せに〜〜〜・
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2017年12月21日

ジャイプールの結婚式2日目

2日はまずは観光。アンベール城に行きました。
アンベール城は、ジャイプルの郊外の北東11kmの城郭都市アンベールにある宮殿。
ムガル帝国の第3代君主アクバル1世は、1562年にアンベール王の娘と結婚してアンベール王国と同盟を結び、
アンベールを傘下にしました。そして1592年からラージャ・マーン・シングによる大規模な
ムガル帝国の贅の限りを尽くしたようなアンベール城が築城されます。
しかし、ここは水廻りが悪かったとのことで
1727年、アンベール王ジャイ・シング2世はアンベールから自らの名を冠したジャイプルへと遷都しました。
と、以上はインド人ガイドさんのお話です。

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駐車場までバスで行き そこからはジープに乗って小高い丘の上にある城まで移動します。
午前8時に行くと 象に乗って行けるそうです。

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その城の広大で美しくまさに贅の宝庫のような装飾には驚きました。
立派過ぎでため息ばかり。。。当時の王様、王族の優雅を垣間見た思いです。

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まだ入り口の手前です。

これが入り口
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まずはこのような空間がありました。
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そこからの眺め
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ヒンドゥー教に関する装飾が施されています。
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サウナがあります。
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火をおこすところ。
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水風呂
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サウナ室
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会議をするところ
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ガネーシャ門、ここから内側は王族のプライベートの場所。
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鏡の間
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王とその近い人たちの住まい
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女の人たちの語らいの場
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抜道
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楽しかったです。見るもの全てにワクワクしました。

アンベール城を後にしてホテルに向かう車窓からは それとは掛け離れた庶民の暮らしが写ります。

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ホテルに戻ると結婚式2日のパーテイーの準備です。
この日は、みんなで練習したダンスの披露!!
またまた豪華なホテルでのブュッフェを堪能してその出番を待ちました。
私は、バラタナティヤムを披露すべくその準備をして行きましたが。。。
18:30と言われて到着したのに まだ始まりそうにありません。
なんと!あと2時間後くらいに始まると・・・!!!
これって。。。(インドなんですよね〜〜〜)
怒っても仕方ないので その間写真撮影なんかしてそれなりに楽しみました。

会場の入口
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ステージ
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やっと踊る時間になりました。
ガネーシャヴァンダナム、ガネーシャ神に祈る踊りです。
これは 物事を始めるときに 思いもよらぬ災いからお護りくだり
降りかかる災難を払いのけてくださる ガネーシャ神に祈る踊りです。
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ダンスはとても楽しかったです。
私たち以外にも2人のお友達や親族がダンスを披露していましたが
私たちのダンスが一番良かったよ〜〜〜と言ってもらえて嬉しい〜〜〜!
でも、ここでもインド人はホントにダンスが好きなんだなーと思いました。
その思いっきり楽しむ姿にこちらのテンションも上げていただいたお陰です。
カニカと新郎もダンスが上手い〜〜〜。

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posted by manami at 03:38| Comment(0) | インド滞在記

2017年12月18日

ジャイプールの結婚式

 11月30日に関空からエアインディアでインドに行っていました。
と言っても、いつものデリーから南インドへ〜ではなく ジャイプールへ!!
今回は、インドレストラン神戸アールティー&神戸スパイスのバシンホールディングスで
今年秋まで働いていた、社長Arunさん晴美さんの姪カニカさんの結婚式に行くのが目的でした。
日本人スタッフ15名がその披露宴でボリウッドダンスを披露することになり
私はそのダンスの振り付けを依頼されてみなさんに指導していたのですが、
「一緒に行かない〜?」と声をかけてもらいました。
色々と調整は大変でしたが、ジャイプールは初めてですし、
インドの結婚式に招待していただくことは滅多にないと思い行ってきましたー!!

団体行動はあまり経験がないので少し心配でしたが、、、
とっても楽しかったです。
その報告をさせていただきます。

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*エアインディアの機内食 関空〜香港間
すでにインドを楽しめて嬉しい美味しい機内食です。
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*エアインディアの機内食 香港〜デリー間
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まず、デリーの空港を出たらインドツアーを手配していたエージェントが
インド式の花でお出迎え〜。一人一人に首に花をかけてくださいました。
*デリーの空港
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デリーはPM2,5の空気汚染が深刻というニュースを聞いていたのですが、
やはり空気は悪かったです。息はしたくない!というのが正直な感想。
飛行機からもデリーは黄色い層で覆われていました。
でも、すぐにそこからバスに乗ってジャイプールに移動でしたので ホッと安心。
しかし、それもつかの間。
バスの発車は夜中の12時、そこからジャイプールまでは6時間!
しかも、バスの性能が悪いのか、道路の作りが悪いのか。。。
常にずーっと、ガタガタと縦揺れは続くのでした。。。

トイレ休憩のトイレは綺麗でしたけど、外は驚くほどの寒さ。
地元の人はみんなダウンジャケットなどを着て
火鉢を囲んでいるのです。これは想定外でした。
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ほとんど眠れずジャイプールのホテルに到着!
ホテルはとても大きく立派でヨカったですよ〜。
が、、、朝6時についたので すぐにチェックイン出来ずにロビーで待ち
朝食のブュッフェを食べて10時ごろにようやく部屋へ。
ひと眠りしたーいと思いきや、これが旅行の妙なテンションで
どんどんと元気になるではありませんか〜。
みなさんもきっとそうだったようで
早速、バスでピンクシティーに向かいました。

バスで移動すること30分ほど急にピンク色の建物が見えてきました。
それがその道路の両側にずーと続いているのです。
いや、気がつかなかったのですが入り口の門があったそうです。
その後に気づきました。何箇所か門がありました。
どうしてここだけピンクなのか?と疑問に思います。

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1876年に、イギリスのヴィクトリア女王の息子、アルバート王子がこの地を訪れることになり、
ジャイプル藩王が王子を歓迎するために市街の建物をピンク色に塗ったのだそうです。
それ以降もここでは伝統的に建物にピンク色の塗装が施されるようになり、
現在でも「ピンク・シティー」と呼ばれています。

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中でも有名なのが「風の宮殿」一つ一つの窓を開けて風を循環する機能があるそうです。

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ここは旧市街地で お店がたくさんあります。
特に、生地屋さん、サリー屋さん、靴屋さん、アクセサリー屋さん、、、
小さな店構えですが 色とりどりで通っているだけでも楽しくなりました。
ゆっくり買い物もしたかったのですが、それは団体行動の辛いところ。。。
目的はランチでしたので その店目指して歩くだけでした。
でも、歩くだけでも満足でした〜。
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ランチはジャイプルのターリー。ターリーは定食のことです。
ジャイプールはラジャスタン州。北インドになるのですが、ここの味はまた他の地域とは違って
美味しい〜〜〜。少しあっさりしている印象。それが口に合いました。
特に ダルカレーが独特で気に入りました。

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帰りに、披露宴でのダンスで着る服をみんなで買いに行き
ホテルに戻って、結婚式1日目のパーティーに出席する準備です。
そうそう、インドの結婚式は3日間あるのです。
1日目のドレスコードは緑色を着る、または付ける。
これは新婦側の色で、新郎側は青でした。

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みんなでワクワクしながら式場へ。
そこはプールサイドでした。
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すでにキラキラに装飾されて音楽でウエルカム。
早速、新婦になるカニカと会えてみんなテンション上がりました。
1日目は新婦の身体にメヘンディーをする儀式があったそうです。
カニカの両腕にはとても美しいメヘンディー。
そして、お客さんもメヘンディをしてもらえるというのがパーティーの目的でもあるそうです。
で、私もメヘンディしてもらいました。

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ずらっ〜と並んだ食事はブュッフェスタイル。
アルコールもあって飲み放題。
音楽は大音量でかかっています。
そして、歌手が歌を歌い始め、お祝いに駆けつけた親族 お友達は思い思いに踊り始めます。
弾け方、楽しみ方がとってもnatural。
楽しい〜!幸せ〜!を思いっきりダンスで笑顔で表現していました。



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posted by manami at 01:32| Comment(0) | インド滞在記