8月2日〜9日はポーランドでの「日本文化フェスティバル」に参加してきました。
日本文化なのになぜ南インド古典舞踊なのか・・・?
インド舞踊ならインド人のほうがいいのでは・・・?と誰でも思いますよね。
ある方が私をこのフェスティバルに参加するようにと薦めてくださったので
聞いてみましたら、
日本人が南インド古典舞踊を踊っていることに意味があり
南インド文化は日本とつながっていることアジアの一つであることだから
是非行ってほしいと・・・。
開催される場所が有名なお城であることや
こういう機会がないとポーランドに行くことはないだろうと思い行ってきました。
参加してみると 東京、愛媛、千葉、、、いろいろなところからと、
ポーランドに住んでいる日本人が参加しに来ていました。
ほとんどの方がピアノ、ヴァイオリンでポーランドで有名なショパンを演奏し、
また、日本の曲を演奏したり唄われたり、
みなさん浴衣を着てステージに立ち、それ以外は日本文化を紹介するという
フェスティバルだったのです。
まずは、2日10:45関空発のフィンランド航空でヘルシンキで乗り継いで
ワルシャワショパン空港には19:00ごろ着。時差は8時間なのでまだ2日でした。
そこから予約していただいていたホテルまでバスで移動。
バス代は20円くらい!!
降りる場所は聞いていたのですが表示が全てポーランド語なので
何番目の停留所かわからないなーと思っていたら
途中で日本人が乗ってきました!
その男性は半年前に仕事でワルシャワに来たとのこと。
停留所を教えていただけて助かりました。
ホテルに着くと私の予約がない!と言われ困っていましたら
また別の日本人が現れて!事なきを得て無事check in.
この方は絵の関係で毎年このホテルに来ているのだそうです。

バスの停留所表

市バス
その日のうちに翌日タルブノジェグまで行く列車チケットを
ワルシャワ中央駅まで予約しに行かなくてはなりませんでした。
またバスに乗って駅まで行き 列車の予約とチケット購入はスムーズでした。
帰りに駅周辺を散策して
前もって調べていたインド料理店を見つけてダルスープをいただきました。
これで疲れがスーと抜けた感じです。



ホテルでポーランドビール飲んでパタリと寝ました。
翌朝、ホテルの朝食ブュッフェでポーランドの野菜、チーズ、パンの美味しさを満喫!

check outまで歩いていける旧市街を散策しました。
ワルシャワは第二次世界大戦で壊滅状態だったのですが
その後 当時の建物を再現する復興をしたとのことで
その意識と今の素晴らしい街並みにただただ感心しました。







教会に入る人の流れに付いていったら
ちょうど オペラを披露していて感動しました。
また、別の教会ではパイプオルガンでのバロック演奏会があり
30分ほどその美しく重厚なひびきに包まれました。



昼過ぎにお誘いしていた日本舞踊のMさんがホテルに到着し
列車の時間まで近くを散策。

列車の乗り方が日本ほど丁寧ではなくてほとんどアナウンスがありません。
あってもポーランド語なのでわからないのですが。。。
乗り口の表示なども皆無なので
どの列車のどの車両なのかを自分で見て乗らなければならず
これには相当焦りましたが、ギリギリでなんとかセーフでした。。。

2等席でうつらうつらと4〜5時間揺られていたらタルノブジェグに到着。
すでに23時。真っ暗で回りが全くわからなかったですが
迎えに来ていただいた車でバラヌフのホテルまでやっと付くことが出来ました。
朝、そのホテルと周辺の景色にビックリ!!!
そこは、サンドミエルスキ城の敷地内。

ホテル入り口



目の前に広がる庭と数分の場所にあるお城はとても可愛くて絵本の世界でした。
ここが「第16回日本文化フェスティバル」の第一回目会場なのです。

日本から用意していた鶴を飾り付けてリハーサルをして
翌日5日の開催を待ちました。


会場



主催はプシュミシェルにある「日本文化センター」で
そのセンター長イガさんと日本人の小川さんの2人で全てを仕切っています。
とはいえ、会場での準備は現地のスタッフだよりになるのですが、
段取りがうまくいっておらずまた準備がゆっくりで・・・
その様子は日本人感覚では理解しがたい部分もあるのですが、
これがポーランド式なのか!と理解するとそれに合わすしかありません。
インドでも同じようなことは毎度のことなので
その順応性は鍛えられているなーと思いました。
でも、みなさんそれなりに一生懸命進めてくださっているのです。
一人一人がやるべきことをきちんとする!
それがこういうフェスティバルの醍醐味でもあるのですよね。

ここにはポーランド日本大使夫妻が来られました。
会場は満席になり みなさんとても熱心に鑑賞されて大きな拍手をいただきました。
とにかくは、大成功です。
ホテルに戻ってみなさんでのディナーは日本でいう打ち上げですね。
とても盛り上がりました。

ホテルの朝食ブュッフェ、ランチ、ディナーどれもとても美味しかったです。
素材が新鮮だそうです。トマト、オリーブ、キュウリ、チーズ、パプリカ、、、などが
こんなに美味しいなんて・・・
スープはいつも驚くほどの美味しさでした。
センター長が肉を食べない人なので 肉料理はなしという点に助かりました☆
朝食レストランの入り口




魚料理


ロールキャベツですが 中身は魚ミンチ!!!



ミンチボールはもちろん魚でした。