
1月30日から公開されているインド映画「ミルカ」を見に行きました。
インド映画は ボンベイ(今はムンバイという)の映画として
ボリウッド映画(ボリウッドフィルム)と
南インドのタミル映画がとても人気があります。
どちらも、3時間を越える超大作、しかし内容はいたってシンプル。
その中には インド人の多くが熱狂する大スターたちが
豪華な衣装で登場し多くのバックダンサーと歌や踊りを繰り広げるシーンが
何度も繰り広げられるのです。それに酔いしれてしまうのですよね〜。
他には 恋あり、友情、けんか、仲直り、希望、落胆、、、
ヒンディー語やタミル語がわからなくても
だいたいの筋はわかってしまうので インドで見るのをオススメです。
なぜなら その鑑賞スタイルにも圧倒されるから、、、笑
スクリーンのヒーロー&ヒロインとの一喜一憂した感情を
観客はその場で表現するのですから

機会があれば 是非インドの映画館でインド映画を見ましょう。
さて、インドは年間1200本以上の映画大国。
観客動員数は29億人以上!!
市場規模は2300億円!!
テレビの普及はここ10年くらいでそれまでの娯楽を
映画に求めていたとは思っていましたが、
ほとんどの家にテレビが揃ってきている今もなお
インド映画は衰えることを知らないとは 恐るべし、、、ですね。
私の友人は以前からインド映画を日本に紹介してきましたが
最近ますます忙しくなっているようです。
年間1200本以上の中から 選りすぐりの映画を選ぶのはたいへんそう〜。
でも、楽しそう〜

インドで大流行しなおかつ 日本人にも関心がありそうな映画を
うまくセレクトしています。
今回は、この「ミルカ」

ボリウッド映画とは種類が違い、実在したシク教徒の400m陸上選手ミルカ・シンを
描いたものです。
1958年には日本でのアジア大会で200m,400mで優勝していたのです!!
オリンピックにも出場している。
しかし、彼の故郷はパンジャーブ地方と言う以前はインドでしたが
急にパキスタンに分離させられた小さな村でした。
幼い頃にその争いに巻き込まれ 両親を亡くし避難民としてインドに来た人です。
この辺の歴史と重なりつつ ミルカが国を代表するアスリートになっていくところ、
また、その使命を負いながら
家族や故郷への想いを伝えていく役目もある作品だと思いました。
インドらしい笑いや、歌踊りもありますが、
とても内容のある楽しい映画でした。
こちらに詳しく載っています。
http://www.milkha-movie.com/
友人からのコメントはこちら
「“熱い”インド映画「ミルカ」が1月30日より、
関西はTOHOシネマズ二条、梅田、なんば、西宮OS、OSシネマズ神戸ハーバーランドにて
公開されることになりました。www.milkha-movie.com
1947年のインド・パキスタンの分離の悲しい歴史を経て、難民の少年から陸上競技の世界記録を
達成した実在のシク教徒のアスリートを描いた、壮大で感動的な人間ドラマです。」
