2009年05月21日

経産省交渉の報告←美浜の会HPより

18日、経産省への要望書、質問書を提出されて
交渉した報告が載っています。
提出団体は420にもなったそうですよ。
しかも都道府県すべてから最低でも1つは参加が有り
この問題への意識の広がりを感じました。
中には高校生のグループもありましたよ。

 さて、その18日の報告は とても解りやすいです。
そして、さらに強く思いました。
「MOX燃料の装荷は絶対 阻止しよう」
この日の早朝 フランスからのMOX燃料輸送船が
御前崎の中電ふ頭に着岸したのです。。。。

是非こちらをご覧下さい。
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/meti_kousyou090518.htm 

プルサーマルは 石油ストーブにガソリンを入れるような物。。。
と教えてもらいました。
美浜の会の方たちは きちんとしたデータに沿って
説明してくださったのですが それらを覚える事はできなくて、、、
でも、MOX燃料のプルトニウムは ウランと違い
もの凄い熱量を出すそうです。
そのプルトニウムとウランを混ぜて使うのです。
なので、石油ストーブにガソリンを入れるような物。。。
と言う事だそうです。
しかも、今の原子力発電所からも使用済み核燃料が作られています。
プルサーマルをしても 同じ事。
使用済みMOX燃料が出てくるのです。
再処理工場も不具合続きで試験がまだ終わっていないのに
その いわゆる「核のゴミ」は どんどん増え続けていってしまいます。
処理の仕方も解らないのに、、、
というか、政府はこれから考える。。。のだそう。。。
「えぇ〜〜!!!」とのけぞってしまいます。
その地域に住んでいる人達は 不安でたまらないでしょう。
もし、自分の住んでいる地域にあったら、、、と想像しただけで
ストレスになってしまいます。

政府は ここでもう一度 考え直してほしいです。
国民の事を考えているのなら 国民の声を聞くのが一番でしょう。
国が どっか違う方をみて それに従うのが
国民の為と思っているのなら それは間違いです。
そろそろ このことに気づいている人も多いはずなのに
まだ、組織の中で声を上げる事が出来ないのではないでしょうか?
 
きっとそうだと思います☆
ですから、私たちは代わりに声を上げています。
でないと、するするする〜と とんでもない方向に
この大地も、空気も、水もとんでもない事になってしまいますから、
そこに住む私たちや こどもやまごたちも。。。。。
posted by manami at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 電力エネルギー

2009年05月11日

佐賀で人文字☆すご〜い!!

美浜の会からのメールニュースで送られてきました。
佐賀で行なわれたイベントで人文字を作ったんですって!!
これ見てくださいひらめき
=========================
10日には、佐賀市内で反対集会が開かれ、
1500人が参加してNO MOXの人文字等で
MOX燃料装荷反対の意思が表明されました。
◎人文字で「NO MOX」 1500人が反プルサーマル
佐賀新聞 090510 http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1261734.article.html
==========================

まだ地元でも知らない人が多いらしいです。
知ったら 考えるよね〜。
子どもさんがいるご家庭は もっと知りたくなると思う。
それが 当たり前だわー。
今まで、かくして隠して誤摩化し続けているだけやもん。
これからは それではすまされへんで〜 パンチ

前に、国への質問書・要望書の提出団体を募集してましたが
再度 お願いします。
期限まであと、1週間くらいあるので
1000くらい集れへんかなー あせあせ(飛び散る汗)
環境活動に関係のない団体、もしくは団体名でもいいし、
会社やお店、サークル、仲良しグループ、な〜んでもいいそうです。
その屋号でもいいので
質問、要望書に賛同し、経済産業大臣に是非聞きたい exclamation×2
と思われる方々は是非 美浜の会に連絡してくださいね。
「団体名とその地域」をお知らせするだけでいいんです手(チョキ)

以下はメールの転載です。

======================
前号のメール・ニュースでお知らせした、MOX燃料の装荷を止めるための、経産大臣宛の質問・要望書の提出団体募集について、多くの皆さんから提出団体賛同のメールやFAXが寄せられています。ご協力ありがとうございます。
国との交渉は、5月18日(月)になりました。

◆提出団体は、5月9日時点で、186団体です。

◆提出団体募集のしめ切りは5月16日(土)24時です(時間厳守でお願いします)。

さらに、お知り合いなどに広めてください。
集約先 美浜の会 mihama@jca.apc.org  FAX: 06−6367−6581
(この質問・要望書の連絡団体は、グリーン・アクション/美浜の会/福島老朽原発を考える会/原子力資料情報室です。)

経済産業大臣宛質問・要望書は以下でダウンロード出来ます:
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/keisan_qyoubou090424.pdf
[国への要望の趣旨]
・玄海・伊方・浜岡原発へのMOX燃料の装荷を許可しないでください
・原発現地を核のゴミ捨て場にするプルサーマル計画を凍結してください

★5月18日(月) 経済産業省との交渉にご参加ください
 質問・要望書の提出と交渉は5月18日(月)に決まりました。
 経産省、原子力委員会、文部科学省から担当者が出席します。
 この交渉は、福島瑞穂事務所にご尽力いただいています。
 日程は下記のとおりです。ぜひご参加ください。
  5月18日(月)
  13:45 集合 参議院議員会館ロビー
  14:00〜15:00 事前打合せ 参議院議員会館第6会議室
  15:00〜16:30 要望書提出と交渉 参議院議員会館第6会議室
  17:00〜17:30 記者会見 経済産業省記者クラブ(予定)

★5月17日(日) 討論集会にご参加ください
 交渉の前日に討論集会をもちます。各地の交流と交渉にむけた議論を行います。
  プルサーマル反対討論集会(仮)
  5月17日(日)17:30 開場
  17:40〜20:30(各地の交流と交渉にむけた議論等)
  場所:コア・いけぶくろ(豊島区民センター)
  JR山手線池袋駅東口下車 徒歩約5分(豊島区役所近く)
  東京都豊島区東池袋1−20−10  03−3984−7601
  会場の地図など http://www.toshima-mirai.jp/center/a_kumin/

◆[関連情報]
10日には、佐賀市内で反対集会が開かれ、1500人が参加してNO MOXの人文字等でMOX燃料装荷反対の意思が表明されました。
◎人文字で「NO MOX」 1500人が反プルサーマル
佐賀新聞 090510 http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1261734.article.html

また、8日には、唐津市呼子町の区長連絡協議会が、プルサーマル反対等の申し入れを佐賀県に行っています。
◎呼子区長連絡協:プルサーマルと中間貯蔵施設に反対要望書、知事に提出 /佐賀
毎日新聞/佐賀 5月9日
 http://mainichi.jp/area/saga/news/20090509ddlk41010618000c.html

2009年5月11日
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
530-0047 大阪市北区西天満4−3−3 星光ビル3階
       TEL 06-6367-6580  FAX 06-6367-6581
       http://www.jca.apc.org/mihama/
       mihama@jca.apc.org

===========================

以上☆
posted by manami at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 電力エネルギー

2009年05月08日

国宛の質問・要望書の提出団体募集

美浜の会からのお知らせです。
私は美浜の会ではありませんが
プルサーマルのことをとても詳しく教えてもらいました。
この度、国へ下記の質問、要望書を提出することになり
その提出団体を募集しています。
今までに全国から122団体が集ったそうなのですが
まだ、期限までありますので
ひとつでも多くの団体に参加してほしいとの事です。

この団体というのは 定義はなく
二人以上でこの質問、要望書に同意されたら
任意の名前でも参加できるとの事です。

たとえば、私の場合は
「南インドの風、光、水フェスタ」のイベントをする際
光と水☆プロジェクトとしてのグループで主催しています。
が、これは仲間が集ったもので 公に認められたものでは
ありませんが それでもいいとのことです。
または、お店の屋号などでもいいそうです。

そこで、これは多くの関心のある方に知ってもらい
できれば 参加してほしいと思いました。

下記を読んでいただき 是非とも
よろしくお願いします。

=============================

★MOX燃料の装荷を止めるために、経産大臣宛の質問・要望書の提出団体になってください
[国への要望事項]
玄海・伊方・浜岡原発へのMOX燃料の装荷を許可しないでください
原発現地を核のゴミ捨て場にするプルサーマル計画を凍結してください

●暫定的なしめ切り:5月12日頃(国との交渉日が決まれば、正式なしめ切り日を連絡します)
●提出団体になってくださる団体は下記に連絡してください。
mihama@jca.apc.org  FAX: 06−6367−6581
(この質問・要望書の連絡団体は、グリーン・アクション/美浜の会/福島老朽原発を考える会/原子力資料情報室です。)

●質問・要望書の全文は下記にあります。要望事項のみを、このメールの末尾につけています。
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/keisan_qyoubou090424.pdf


◆プルサーマルは核のゴミの泥沼への道

玄海3号機・伊方3号機・浜岡4号機プルサーマル用のMOX燃料を積んだ船が5月後半にも到着します。このMOX燃料が原発の炉内に装荷されれば、3〜4年後には使用済MOX燃料が炉内から取り出されます。しかし、その使用済MOX燃料が具体的にどこに搬出されるのか、国からは何も具体的な説明がありません。地元原発内に永久に置かれるのではないかと、住民・市民の間に不安が広がっています。
この住民の不安を背景に、プルサーマルが計画されている松江市、北海道などの自治体からも国に対して「使用済MOX燃料の処理について具体的に明らかにするよう」要望書などが出されています。しかし国は、「発電所に貯蔵する」「国として責任をもって取り組む」と答えるだけです。結局、使用済MOXの処理の方策は何も決まっていないのです。

国の方針(「原子力政策大綱」2005年)では、六ヶ所再処理工場や「もんじゅ」の進展具合をみて、使用済MOXの処理の方策については2010年頃から検討を開始するとしています。また、「原子力立国計画」(2006年)では、使用済MOXを処理する第二再処理工場は2045年までに建設開始が間に合うよう検討するとなっています。この「原子力立国計画」は、六ヶ所再処理工場と「もんじゅ」が2007年に本格運転を開始することを前提に作られています。

しかし現状はどうでしょうか。六ヶ所再処理工場はガラス固化ができずに完全に行き詰まっています。「もんじゅ」も運転再開の目処さえ示すことができなくなっています。このように、国の政策は破綻しています。それなのに、プルサーマルだけは、今年秋から開始しようとしているのです。

さらに、「第二再処理工場」は、高速増殖炉(FBR)が商業炉として運転を開始した後の「軽水炉サイクルからFBRサイクルへの移行期」の中に位置づけられています。「原型炉」の「もんじゅ」がまともに動かないなか、「実証炉」「商業炉」の実現など夢物語に過ぎません。国は「第二再処理工場」に関する「予備的調査を進めている」として、今年3月には報告書を出す予定でしたが、それも出させないままになっています。

プルサーマルが始まれば、確実に使用済MOX燃料が生じます。通常の使用済燃料よりも長期に高い熱を出す厄介もので、六ヶ所再処理工場で再処理することもできません。原発現地が核のゴミ捨て場となってしまうのです。プルサーマルは、核のゴミの泥沼へと通じる道です。

再処理工場は、通常の運転で海や空に放射能をばらまきます。さらにもう一つ再処理工場を建てるなどとんでもない話です。また、何も進んでいないFBRサイクルの研究開発として、今年度も約500億円もの予算をつけています。「もんじゅ」の維持と運転再開費用だけでも約200億円の予算です。いつまで多額の血税を注ぎ込めば気が済むというのでしょうか。

六ヶ所再処理工場と「もんじゅ」の行き詰まりによって、原子力政策の破綻は誰の目にも明らかなっています。そして使用済MOXの問題は、これら矛盾が集積した問題です。プルサーマルの実施をくい止めて原子力政策を転換させていくのか、核のゴミの泥沼へと入り込んでいくのか、今まさに、大きな岐路にさしかかっています。

今年夏からの定検で佐賀の玄海原発3号機(九州電力)にMOX燃料が装荷されようとしています。これを阻止していきましょう。
そのために、国に対して、質問・要望書を提出します。ぜひ、提出団体になってください。

[以下は国宛の質問・要望書から、要望事項部分の抜粋です]
要 望 事 項

 使用済MOX燃料の「処理の方策」については「2010年頃から検討を開始する」ため、現時点では「処理の方策」は決まっていません。さらに、2008年版原子力白書でも認めている六ヶ所再処理工場や「もんじゅ」の遅れた現状に鑑みると、「処理の方策」について現実的な検討が開始できる状況にはないと考えます。
 MOX燃料を炉内に装荷すれば、使用済MOX燃料が発生します。それが永久に地元に留め置かれるという心配をいまの段階で払拭することはできません。使用済燃料プールでの超長期の保管について、安全性は保証されていません。

 それゆえ以下の点を要望します。
1.MOX燃料を炉内に装荷すれば危険レベルが高く搬出先もない使用済MOX燃料が生みだされるため、玄海・伊方・浜岡原発へのMOX燃料装荷を許可しないこと。

2.使用済MOX燃料の処理方策の検討開始が前提とするべき六ヶ所再処理や「もんじゅ」の進捗が大幅に遅れていることに鑑みて、プルサーマルは現在の状態で凍結すること。

2009年4月27日
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
530-0047 大阪市北区西天満4−3−3 星光ビル3階
       TEL 06-6367-6580  FAX 06-6367-6581
       http://www.jca.apc.org/mihama/
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2009年03月29日

プルサーマルって 何?

昨日の 光と水☆講習会の2部「プルサーマルって 何?」で
聞いた事を簡単にまとめます。(私が理解した範囲で・・・)

*美浜の会が作ったリーフレットより(後でこれも紹介します) 
 まず、プルサーマルとは
本来はウラン燃料を燃やすように設計された通常の原発で
別のMOX燃料を燃やす事です。
MOX燃料とは、プルトニウムと劣化ウランを混ぜた燃料です。
劣化ウランには燃えるウランがほとんどないため
MOX燃料で燃えるのはほとんどもっぱらプルトニウムです。
プルトニウムはウランとは異なって激しく燃えるため、
プルサーマルは本来の設計に反する危険な運転を無理に行なう行為です。

*以上
まず、上記を読むだけで CMで言われている
「資源の有効利用」に疑問を感じます。

関西電力は 2011年3月までに高浜原発3・4号機で
プルサーマルを実施する為に 2009年1月末にフランスの
メロックス工場でMOX燃料の製造を開始しました。

そして、九州電力、四国電力、中部電力は3月6日にフランスから
MOX燃料の輸送を始めてしまったのです。
現状としては
・玄海3(16体)・伊方3(21体)・浜岡4(28体)MOX
 5月頃到着。玄海3に9月頃装荷か。
・関電の高浜3・4用MOX燃料 09年1月30日から製造。
・島根2号用MOX製造を地元が3月に了解。
・女川3号08年11月6日に国に許可申請。
・泊3号09年3月9日に国に許可申請。

このように着々とプルサーマル計画は進められていて
関電は新聞広告やCM、パンフレットなどでその必要性、
エネルギー資源の有効利用の宣伝を強めています。

しかし、美浜の会の人達(専門家)はそれらのウソやごまかしを
関電に質問しています。
その答えは言葉を濁したり ごまかし以外の何ものでもない回答しか
得られなかったとの事です。
その状態に半ば飽きれた感もあるようですが
まずは、関電のパンフレットのごまかし、ウソを
指摘して そのパンフレットを鵜呑みにしないようにと
「プルサーマルの必要性=「資源の有効利用」はウソ」という
リーフレットを作られました。
これは、美浜の会のHPからダウンロードできます。
是非 見てください。
http://www.jca.apc.org/mihama/

上のリーフレットを見ていただくと よ〜く解ると思います。
が、ここでは
昨日の講習会でさらに特に強調させていたことを書きます。

関電の計画のように
MOX燃料を高浜3号4号で使ったとしても(プルサーマル)
 ↓
使用済みMOX燃料が出ます。
これを処理する為にどうするかというと
 ↓
第二再処理工場を作る(六ヶ所再処理工場では処理できない)

という計画のもと 初めに書きましたが
この1月末にフランスでのMOX製造を始めているのです。

何も知らない人がこれを見たら「そうかいな。。。」
「それやったらいいやん」と思うかも知れません。
が、、、
今動かしている原発からでる 使用済み核燃料の
再処理をするとして試験中の六ヶ所再処理工場は
すでに16回も事故などによる延期をしていて
今は 高レベル廃液をガラス固化する段階で
白金族の堆積というガラス固化溶解炉の原理的な欠陥の為に
完全に行き詰まっていて、超猛毒の高レベル廃液の漏えい事故まで
起きているそうです。
試運転の終了は2月末から8月への延期しています。
もっと詳しく現状を聞くと ホントに飽きれた状態です。
このガラス固化が完璧でないと 最終処分の仕様もありません。
欠陥固化体は持って行く場がなくなるのです。

この段階で この有様なのに
ましてや、六ヶ所再処理工場でプルトニウムを取り出すことも
先が見えない状態なのに 
MOX燃料でプルサーマルをする計画だけ 
先先進めているのです。
仮に プルサーマルしたとして
また出るのです。。使用済みMOX燃料!!
その為の 第二再処理工場だなんて!!!
あまりに 非現実的です。
リーフレットにはこのように書いてます。
☆核ゴミ(人口放射能)の泥沼への道☆

プルサーマル計画には このような道が待っていると言う事ですね。
それは 子々孫々までいや何百年先まで
核のゴミ問題を先送りにしていこう。。。という計画です。

しかも、リーフレットにはこうあります。
「使用済みMOX燃料は、通常の使用済み核燃料と比べて
放射能の寿命が大変長く 約2倍もの熱を発生します。
使用済みMOX燃料を100年保管してもその発熱量は
通常の使用済み核燃料の10年後の発熱量を上回っています。
プルサーマルが実施されれば 使用済みMOX燃料は
地元にたまり続けることになります。」

ちなみに、島根原発の立地自治体である島根県松江市は
国と中国電力に対して 質問書を提出し
「第二再処理工場」の計画が遅れた場合、使用済みMOX燃料は
どう処理するのか具体的説明を求めましたが
その答えは
2010年ごろから検討開始し 2045年ごろから操業という
机上の計画を形式的に繰り返しただけだったそうです。

美浜の会は MOX装荷阻止のために
◆関電交渉を踏まえて福井県に行き 
 1999年6月7日に国に出した要請書
「高浜発電所3号機および4号機のプルサーマル計画について
・使用済みMOX燃料の処理
 現行の原子力長期計画によると、2010年頃に方針決定される
 民間第二再処理工場で使用済みMOX燃料を再処理する方針であるが、
 使用済みMOX燃料の処理方針を具体的に明らかにする事。」
上記のその後について 県に問いただしに行きます。

◆松江市の質問・回答を活かすべき全国的な方向
 第二再処理工場問題の公的定式化

◆佐賀の40万署名運動と5/10集会

など 活動を進めておられます。

私たちも一人一人がいろいろと知る事が必要だと実感しました。
これは、六ヶ所再処理工場のことを伝える事、
上関原子力発電所建設の反対などと大いに繋がっている問題です。

国はどうしても原子力発電所を促進したいのは なぜなのでしょう?
多くの政治家はこのことを知らないのでしょう。
美浜の会の人達は長年携わっておられる専門家です。
彼らの知識、行動をもっと広く伝えていきたいと思います。

電気は 原子力発電所にしか頼れない訳ではないのです。
太陽光発電もあります。
そして、アメリカではスマートグリッドが機能していると
教えてくれました。
しかし、日本では親玉があくまで原発、そして電力会社の
利益優先になるため そのような案が出ていても
うまく機能していない様です。
でも、このままではいけない。
今、変革を求めなければいけないと思いました。

もうすぐ プルトニウムは日本にやってくるのです。
posted by manami at 01:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 電力エネルギー

2009年03月26日

プルサーマルとかMOX燃料・・・

インド話しにまたもや 挟ませていただいて
3月27日のイベント「光と水☆講習会」についての
内容を詳しくお知らせしますかわいい

最近 どんどんと原子力発電所がエコだとか
電気料金が安いとか 
使用済み核燃料は地中に埋めるから大丈夫!とかの
CMが増えているように思いますが
それを鵜呑みにしていいのでしょうか〜?
もし、何も知らないで これらのCM見たら
「原子力発電所は安全でクリーンで
オール電化の時代になるんだー」と思うでしょうね。
そういう風潮を作っていったら
「原子力発電所は危険だ」
「核放射能汚染は 環境破壊、身体にも悪影響を
及ぼしている」
などという言葉が 反対に嘘のようにも聞こえます。
どちらが正しく 正しくないか・・・?
それは 一方的な情報のみではなんとも言えないでしょう。
しかし、日本は原爆の被爆を経験しその影響はどこよりも知っているはずです、
また、チェルノブイリの原発事故はその恐ろしさを証明しました。
この二つの事実を見るだけでも
原発が安全でクリーンだという広告は言いすぎだと思うのです。

では、どう判断するべきなのか・・・?となりますが、
やはり こどもたちの未来のこと
特に環境、健康に関しては もう少し知識を持つことが
今の私たちの義務のように思っています。

国も国策として原子力発電所を増設したり
再処理工場やMOX燃料を使う事に力を入れていくのだったら
それはどういうものなのか 
政治家がいろんな人のいろんな話に
きちんと耳を傾けて 勉強すべきだと思っています。
もし、そういう人が一人でも二人でも増えていったら
そして、国民の健康、幸せ、平和を第一に思ってくれたら
この国策は おのずと変更せざる終えないと
そう言う声が上がってきてもしかるべきです。
(実際に国会では主濱 了 議員(岩手選挙区・民主党)が
麻生総理と二階経産大臣に対して、六ケ所再処理工場の放射能放出に
関する質問をされました。)

でも、現状を見る限り そこに不満をもつよりも
今や、政治家の成すべき事を
私たち一人一人が始めていく方が 健全な手段のように思います。

六ヶ所村の再処理工場については
かなり知られてきましたが
今、プルサーマルのことも問題になってきています。

以下転載

65体のMOX燃料(プルトニウム・ウラン混合酸化物)に
含まれた約1.7トンもの兵器転用可能のプルトニウムが
日本時間の2009年3月6日未明、日本に向けてフラン
ス・シェルブールから英国の輸送船で出航した。
これは史上最大量のプルトニウム輸送となる。
日本の使用済み核燃料からプルトニウムを
フランスで抽出して加工したMOX燃料は
日本の九州電力、四国電力、中部電力3社の原発で使用されるこ
とになっている。

転載終わり

上記にあるように 
事故続きの六ヶ所村再処理工場は試験を16回も延期して
未だに それらの解決もされずに稼働の見込みはますます
遅れています。
日本の原子力発電所で出た 使用済み核燃料(核のゴミ)は
今までフランスに送り そこでプルトニウムを取り出していました。
そのプルトニウムが今 日本に向っています。
いままでも 輸送はされていた様ですが
日本の原発事故、データ改ざんスキャンダル、
MOX燃料使用に対する地元反対などにより、
日本ではまったく使用されていないそうです。
なのに また今回それは行なわれてしまいました。
まさに 国がどうしてもやりたいのであろう
プルサーマル計画です。
これは 資源(ウラン鉱石)の使用を減らし
核のゴミの再利用できる リサイクルエネルギーで
エコロジーと宣伝しているのですが・・・

これらが政府や電力会社がいうように
本当に安全であるのか?
本当にエコなのか?

専門家たちの答えは NOです。
専門家でなくても もし事故が起きたときのことを考えると
取り返しのつかない事態に及ぶことなど 容易に想像できます。

でも、まずは想像ではなく 
どうして危険なのか?どんな問題があるのか?などを
きちんと聞こうと思います。

「光と水☆講習会」
【日】 3月 27日 金曜日
【時間】午後 6:30〜9:00
【参加費】¥500(要予約)定員30名
【場所】環境社会新聞・会議室
     大阪市中央区島町2-1-5-2F
     TEL. 06-6941-8747
地下鉄・天満橋駅4番出口から出て
左へ入る。まっすぐ行き公園を
過ぎて右手のビルの2F。

【内容】1部/「原子力発電所と温暖化」講師・田川嘉隆
        原子力発電所は大いに温暖化を促進している事を
        解りやすく説明します。
        故に原発をなくさなければならないと伝えます。

    2部/「プルサーマルってなに?」講師・小山英之(美浜の会)
        プルサーマルのことを解りやすく説明し、 
        再処理工場の現状などから 
        電力会社の広報に疑問を投げかけます。

参加希望の方は お気軽にご連絡ください。
marga-m@nifty.com
06-6533-3103
藤原まで お願いします☆
(当日になりましたら 連絡無くてもお越し下さいね)

2部のプルサーマルに関しては 午後7時30分くらいからなので
遅れてきても十分聞けます。
小山さんは 座談会風にひとつひとつ丁寧に語り合いたいと
おっしゃっています。
このような内容で進めてくださいます。
・プルサーマルでの使用済みMOXの行方はどうなる
・もんじゅ、六ヶ所の進行状況がそれに影響する
・高速増殖炉サイクル路線を目指していいのか
・アメリカの新しい風:スマートグリッド(賢い電力網)
・放射線と放射能に関する基礎。人工放射能の危険性

ご参加 お待ちしています〜 揺れるハート

 
posted by manami at 02:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 電力エネルギー

2009年01月14日

『ヒバクシャ〜世界の終わりに〜』上映会 @京都

京都のお友達からのお知らせです。
この映画は 「六ヶ所村ラプソディー」の前の作品です。
これを見ると 「へぇ〜 そうだったの〜」と 
ある意味 世界が広がりますね。
こういうのは何回見ても その時その時で
意識する所が違うようで 新たな発見、気づきがあります。
是非!ご覧下さいね〜 るんるん
この上映会を主催しているのが お母さんたちです。
今までの流れが変わりつつある、、 広まりつつあると
言えると思います。
お母さんたちが動き出したら パワー凄いんじゃないかな〜。
やっぱり、こどもたちの健康、幸せのことを思う心は
光そのものですものねぴかぴか(新しい)

世界中の今、辛い想い、悲しい想いをしているこどもたちに届く
光は 母のような、女神のような、あたたかいむくもりだと
思います。

manami

以下転載文=====

『ヒバクシャ〜世界の終わりに〜』上映会

  「被爆は過去のものではない、未来の問題
  
  確実に世界を覆いつくそうとしている核汚染。
   
  使われる側にも使う側にも等しく被害をもたらす核。
   
  普通に生活している人が知らぬ間に被爆し、ゆるやかに殺されていく現実。  
  
  この作品は核汚染の環境の元で生きる、イラク、アメリカ、日本の人々の
  
  日常の生活を記録し、彼等ヒバクシャの声を伝えるために作られた。」

 
 『日本でも、放射能汚染は現実的な問題
  
  放射能で海や大地が放射能汚染されるとしたらーー
  
  子どもたちに残したい未来は、何ですか?
  
  命、そのものを考えさせられる映画です。
  
  本当に大切なものは?
  
  守りたいものは、何ですか---?』



日時:2009年1月17日(土)

場所:京田辺市中部住民センター(せせらぎ)2階大研修室
JR京田辺駅下車・近鉄新田辺下車
 近鉄バスターミナルより
 京阪宇治交通バス又は奈良交通バス(約10分)「草内口」下車すぐ

入場料:700円(お茶つき )
要申し込み!(miraiwo2mugu@mail.goo.ne.jp)

時間
   
   13:30開場(2回上映)
   14:00〜16:00上映会
   18:00〜20:00上映会
託児については、お問い合わせください。

共同主催:コープ自然派京都「はじめのいっぽ」
     未来をつむぐ母の会
     新婦人京田辺支部

後援:京田辺市教育委員会 ・よつ葉ホームデリバリー京阪


〜〜地消地産マーケット、同時開催!!〜〜
  手作りお弁当
  天然酵母パン
  地場野菜
  手作りお菓子
美味しいもの探しに来てくださ〜〜い
フリーマーケットもあります。

山口県祝島の自然写真展も同時開催!

「ヒバクシャ〜世界の終りに〜」を通じて、核兵器廃絶と

世界恒久平和を願う連帯の輪がさらに広がり、あらゆる

暴力や核兵器のない「平和と人道の21世紀」を創り出す

大きな力となることを願っています。  秋葉忠利(広島市長)

「私を忘れないで・・・」

初めてイラクを訪れ、湾岸戦争時に使用された劣化ウラン弾が原因だと

しかかんがえられない白血病やガンと闘う子供たちと出会った。その中の

一人、14歳のラシャは「私を忘れないで」と書いた小さな紙切れを残し

亡くなった。現代に生きるヒバクシャとの出会いから、イラク、アメリカ、

そして日本へと世界のヒバクシャたちの声を聴く私の旅が始まった。

汚染された土地に生きるイラクの人々は誰しもが体内被曝の危険にさらされている。

広島で被曝した肥田舜太郎医師(85)は、戦後、被爆者たちの診療に従事してきた。

彼から低線量被曝の恐ろしさを教えられた。体内に残る放射能によって健康を

侵される日本のヒバクシャたちとイラクの子どもたちが重なって見えてきた。

米ワシントン州、ハンフォード、ここでは長崎に投下された原爆のプルトニウム

を製造した核施設がある。

そこからの核汚染被害で政府を訴え続けているトム・ベイリー(56)は

ヒバクシャを認められないままに死んでいった多くの犠牲者の声なき声を

代表している。

今、イラク、アメリカ、そして日本のヒバクシャが自分たちの物語を語り始めた。

鎌仲ひとみ(監督)
posted by manami at 22:45| Comment(1) | TrackBack(0) | 電力エネルギー

2008年12月14日

浜松原発2基を廃炉 中部電力が検討

今日 「虹のまつり2008前夜祭」の
田中優さんの話しを聞きに行ったのですが
とっても元気の出るお話しのオンパレードでした晴れ
その内容はいろいろあったのですが
まず、循環型のエネルギー利用はどんどんと
急速に発達し広がりつつあると言う事。
後は、これらを広める事です。
驚いたのは アイスランドでは自然エネルギーは70%で
主に 地熱発電なのだそうです。
それを見学に行ったら なんとその機械に日本の名前が
あったそうです。
そうです。日本製exclamation×2
日本の技術が外国で活かされているのです。
日本も地熱はたっぷりあるのと違うかしら・・・?
なぜ、それらが日本で活用されないのか・・・?
このような例が 沢山あるそうなのです。
たしか、太陽光発電の技術も輸出されているのですよね。。。

これからも原子力発電に頼らなければやっていけない!!
という声は だんだん薄れていくように思いました。

話しを聞き終えて 私たちはまだまだやるべき事が
社会を変えるナナメの動き・オルタナティブが沢山ある事が
解り とっても元気になった所に
今日のタイトルのニュースがその会場にやってきたのですぴかぴか(新しい)
凄い!計ったようなタイミングでした。

これでは、新しく6号機を作る事を検討するとありますが
それは、まず出来ないでしょう手(チョキ)
最後の所にコストの事書いてありますが
原発建設が安いだなんて・・・むかっ(怒り)
仮に安いとしても その代償として大きなかけがえのない
生命がどれだけ犠牲になるというのでしょう。
しかも、ほとんどの原発は活断層の上にあるところからも
今後も古い原発の廃炉は進んでいくと思います。

それに伴って 新しいのを作るのではなくて
こんな工夫でこんなに省エネできますよ〜ひらめき
という流れが広がるようになっていきますよ グッド(上向き矢印)
まず、家庭からでも沢山省エネできますしね。
そうそう、ここからですね。
(あっ!パソコン使う時間も短くできるはず!!)
消費電力を少なくする事から始める。

電気使用量が減る。

原発そんなに55基も要りませんよ。
まして、新しく建設するなんて論外。

原発がなくなる。

自然エネルギーでまかなえる。
自然環境が整う。生態系が元に戻る。
バンザ〜イ かわいい

あれ?何を書こうとしていたのだか・・・
そうそう、先日友人の日記に
「JAROが原子力推進のCMに対して
偏った情報のみを流すのは違法であるという見解をしめしたそうです」
これも いいニュースですね。

「虹のまつり2008」は
明日12月14日(日)
豊中市民会館大ホールであります。
開場 11:30 開演 12;00
入場料 当日は1500円
です。
田中優さん、きくちゆみさんのトークは12:00〜です。


思い出しました。。。
タイトルの記事転載します。
(他のニュースHPにも記事ありました)

浜岡原発2基を廃炉 中部電力が検討
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20081213AT1D1300D13122008.html
 中部電力が耐震強度の向上工事のため長期運転停止中の浜岡原発1号機、2号機(静岡県御前崎市)の廃炉を検討していることが13日、分かった。両機の耐震工事が当初想定の規模を超え、計画通りの2011年度からの運転再開が難しくなる可能性が出てきたためだ。老朽化した原発の廃炉・更新は電力業界での課題となっている。
 浜岡原発1、2号機はそれぞれ1976年、78年に運転を開始。配管破断事故などで1号機は01年、2号機は04年から耐震強度を高める長期の点検・工事に入った。炉心を覆う隔壁のシュラウドの交換や国が想定した地震動を上回る1000ガル(加速度の単位)の強度に対応する工事のため、10年度中の作業完了が困難との見通しが出ている。工事費用も数千億円規模に膨らみ、浜岡原発の隣接地に新たな原発を設置した方が経済的との意見も出ていた。
 中部電の発電電力量のうち、原発が占める比率は07年度で18%と、業界平均の約3割を大きく下回る。原油など燃料価格の高騰に直面し、コストの安い原発の増設が経営課題となっている。(14:13)
posted by manami at 01:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 電力エネルギー

2008年11月19日

美浜の会より・保安院交渉の報告

気になっていました。
先日の日記の「六ヶ所は正念場!」の交渉はどうだったのだろう…と
昨日 美浜の会のHP http://www.jca.apc.org/mihama/
その報告がupされていたので
早速 転載いたします。
この段階で中止になってほしいものです。
今後の動向も注目し 今の状況を広く伝えて
注目度UPアップしていきましょう。

以下転載文です*******

11月14日、参議院議員会館第1会議室で、
六ヶ所再処理工場のガラス固化再開試験について、
原子力安全・保安院と交渉を行いました。
 冒頭に、10月2日に提出した
「六ヶ所再処理工場のガラス固化再開試験における
『流下停止事件』に関する要望書」への賛同団体、
賛同個人の追加を保安院に提出しました。
団体賛同は、2団体追加で163団体、
[(神奈川県)故郷と地球の未来を憂える仲間たち/
(大阪府)安全な食べものネットワーク オルター]、
個人賛同は22名の追加で2027名となりました。
 14日の交渉の内容について、
「福島老朽原発を考える会」(ふくろうの会)からの
報告(以下)を転載して紹介します。


11月14日 保安院交渉の報告

福島老朽原発を考える会

 はじめは借りた部屋が広すぎたと思ったのですが、
参加者は徐々に増えて最後は50名近くになりました。
近藤正道議員、福島瑞穂議員、金田誠一議員、
下田敦子議員、大島九州男議員が参加されました。
保安院は核燃料サイクル規制課の金城班長と若手が2人。
若手はメモをとるだけで、一人は寝ていて、
サーファーの方に注意を受けていました。

■原燃報告書について

 はじめに原燃の10月27日付報告書について
議論がありました。これは、10月10日からの
試験について、「不溶解残さ」を入れてたった5バッチ目で
白金族元素の堆積による悪影響が出て中断を
余儀なくされたとことが記されていながら、
まとめには、「妥当性を確認した」との文言が
並んでいるという代物です。保安院の金城氏は
開口一番でこれを「不可解なもの」として
受け取ったと述べました。
11月4日の再処理ワーキングの場で原燃は、
これはあくまで経過報告である説明し、
妥当性についての判断はせず、審議も3時間の予定が
2時間で終わったと説明しました。

 ではなぜそのような「不可解なもの」を
受け取ったのか、すぐに突き帰すべきではなかったのかと質すと、
はじめは、出したものは受け取らないとという意味不明な
回答をしていたのですが、最終的に、
6月30日の保安院文書に対する回答であるならば
不可解であるが、今回は経過報告だからいいんだ、
という言い方に変わりました。

 しかし、10月27日の原燃報告はタイトルからして
経過報告ではなく、本文も明らかに6月30日の
保安院文書の回答として書かれています。
その結論は、保安院から出された2つの宿題に対し、
それぞれ妥当性が確認されたとあります。
原燃は明らかに6月30日の回答として提出したのです。
ところが、保安院が一部報道で不十分だとのコメントを
流したために、社長会見で慌てて経過報告と
言い換えたというのがこの間の経緯でしょう。

 こうした点からあらため問い質すと金城氏は、
もし保安院が受け取らなければ、原燃の報告は
公開されませんでしたよ、それでもいいんですかと、
逆に脅し口調に。最後は福島瑞穂議員がまとめて、
では保安院は「原燃の報告を受け取ったが、不可解なものであり、
とても妥当性を検討できるようなものではなかった」と
明確に表明して欲しい、何ならこれからいっしょに
記者会見をやりましょう、と迫りました。
金城氏は拒否し続けました。

■不溶解残さについて

 金城氏はまずガラス固化すべき高レベル廃液に
不溶解残さが含まれることが再処理事業指定申請書に
あることは認め、アクティブ試験はこれを入れた廃液で
行わなければならず、最後に行う法定検査もそうだということを
確認しました。ただ、試験は段階的に行えばよいとし、
第5ステップの途中になってはじめて不溶解残さを
入れた原燃をかばっていました。

 原燃が第4ステップで不溶解残さを入れなかった件について、
保安院はこれを承知していたのかと聞くと、知っていたと。
では、核燃料サイクル安全小委員会や再処理ワーキングの
委員はどうかと聞くと、そのようなことを報告した記憶はなく、
知っている委員も知らない委員もいるだろうと。
知っているというのは、再処理に明るい先生方が
独自に情報を得たかもしれないということなので、
基本的には委員の先生方に知らされていなかったということになります。
これがいかに不可解で異常であるのかについては、
小山さんの報告にあるとおりです。

 また、原燃が第4ステップでは入れなかった理由に、
不溶解残さがまだ溜まっていなかったと言っている点について、
金城氏は原燃をかばう口ぶりでしたが、美浜の会の小山さんが、
原燃のデータ(白金族元素の移行率)からそれはありえないことを示しました。

■またもや白金族の影響で止まってしまったことについて

 金城氏は、今回の試験について、問題はあるが
昨年暮れに止まった第4ステップのときよりはましだという認識を示しました。
これには一同驚き、たった5バッチで止まったうえに
攪拌棒が入らないという状況なのにその認識は
甘いのではないかという声があがりました。

 アクティブ試験については、ガラス溶融炉が
使い物にならないということが確認できたことを
成果として確認したうえで終わりにしましょうという発言があり
会場から拍手が起きました。
金城氏は、最終報告を待つと繰り返し述べていました。

以上

転載も以上で終わり****

posted by manami at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 電力エネルギー

2008年09月23日

ガラス固化試験のことがよくわかる〜☆

六ヶ所村の再処理工場では 
今、最後の段階である「ガラス固化試験」に向けて
再開しようとしているようです。
今までの試験では 
「ガラス固化技術に致命的な欠陥」があることがわかり
しばらくは中止状態だったのに
なんとかしてでも 動かしたいのですね。
そこで、「美浜の会」はメール・ニュースを配信しました。
この情報は 転載の転載です。
一人でも多くの人に 状況を把握して 
できたら 伝えていってほしいと思い
全文を転載します。
中でも YouTubeでの紹介は解りやすいですよ〜。
では、どうぞご一読 よろしくお願いします☆

========================

皆様へ  美浜の会メール・ニュース08−12です。

転送・転載歓迎です。重複して受け取られた場合は申し訳ありません。

 「ガラス固化の流下停止事件」に関する保安院への要望書の賛同については、
多くの皆さまから賛同メールが寄せられています。
 賛同を寄せてくださった皆さん、この情報をブログやメーリングリスト等で転
送してくださった皆さん、励ましのメールをいただいたり、ありがとうございま
す。お一
人ずつにお礼のメールを出すことができず申し訳ありません。

 今回は、YouTube の紹介と、ガラス固化を巡る新しい動きについて紹介します

 原燃は、ガラス固化試験の再開に向けて準備を始めています。10月の初〜中
旬に再開しようとしているようです。ぜひ多くの声を集めて、アクティブ試験を
完全に中止させましょう。要望書への賛同を一層広めてください。(要望書の提
出は10月初旬を予定していますが、衆議院の解散との関係等で日程は未定です
。)

★ガラス固化問題についてYouTubeでも紹介されています。
グリーン・アクションのアイリーンさんが、分かりやすく解説してくれています

ぜひ、ご覧ください。
◎「六ヶ所再処理にストップを!ガラス固化技術に致命的欠陥」
 http://jp.youtube.com/watch?v=Pj1FLQ0PsVE

◎要望書への賛同は下記からです。9月30日がしめ切りです。一層広めてくだ
さい。
 http://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/hoanin_yobo0810_sando.htm

あるいは、このメールへの返信か、美浜の会へのメールで知らせてください。
賛同団体名or個人名と都道府県名を記入してください。
美浜の会メール mihama@jca.apc.org

◆原燃は9月12日に、ガラス固化の流下停止について「経過報告−その2」を
出しました。しかし、なぜガラスの流下が停止して試験が失敗したのかははっき
りしません。ノズルの温度が上がらなかったというだけで、その原因が示されて
いません。

・最も重要な炉底部のガラス温度データが非公開のままです。
・ガラス固化の致命的欠陥である白金族の問題を意図的に避けています。
 ノズル内に白金族が溜まったために、ノズルの温度が上がらずに流下が停止し
た可能性があります。そうであれば、やはり白金族問題が致命傷となります。ノ
ズル内の白金族を調査すべきです。

◆保安院あて要望書の呼びかけ団体は、9月16日に六ヶ所村で日本原燃に質問
書を提出しました。翌日には青森市で記者会見を行いました。また、19日には
新たな質問書を出しました。
 ◎「白金族が影響」 固化体トラブルで反核燃団体  デーリー東北(2008/09/18)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/kakunen/news/news2008/kn080918b.htm

◆溶融炉の加熱開始−今月末に流下テスト
 9月16日には、溶融炉の加熱を始めました。今月末に、ガラスと廃液が流下
するかどうかをテストするというのです。これが流下失敗に対する「対策」なの
です。流下停止の原因究明もできていないのに、これではまるで試験運転の再開
と同じです。こんな本末転倒を許している保安院も大問題です。
 ◎ 再処理工場、溶融炉の加熱再開  東奥日報 2008年9月16日(火)
   http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080916174038.asp

◆燃料せん断の再開−廃液のガラス固化ができないのに
 9月15日には、使用済み核燃料のせん断を再開しています。せん断に伴って
、超猛毒の放射性廃液が出ますが、ガラス固化できないため、危険な液体のまま
タンクに保存しているのです。無責任極まりないとはこのことです。大気や海に
放射能を放出し続けています。
 ◎ 核燃料せん断1カ月半ぶり再開 再処理工場 デーリー東北 (2008/09/17)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/kakunen/news/news2008/kn080917b.htm

◆「新型溶融炉」開発に70億円もの国家予算投入
 昨年11月初めから試験運転したガラス溶融炉ですが、わずか2ヶ月しか使っ
ていないのに、早々と「新型炉」の開発です。実際は「新型炉」と言えるもので
はなく、現在の炉では白金族が溜まって運転できないために、白金族が炉底部に
固まらないように、「かきまぜ棒」を「常設」する等の子どもじみたものです。
 そして、この開発費用の総額140億円の半分(70億円)を国の予算でまか
ない、原燃に補助するというのです。来年から3年かけて「新型炉」を開発し、
2012年から使用するとの計画です。

 このことは、既に現在の溶融炉が欠陥炉であることを自ら吐露しているような
ものです。また、日本の独自技術の致命的欠陥である白金族堆積は避けられない
ため、「かき混ぜ棒」に頼っているのです。これまで溶融炉の開発は旧動燃が行
い、少なくとも700億円の国家予算が使われてきました。その「成果」を全て
六ヶ所再処理工場の溶融炉に反映させたはずだったのです。その責任が問われる
べきです。
 これ以上私たちの税金をつぎ込むことは許されません。
 ◎固化体製造に新技術/原燃など09年から開発 デーリー東北 (2008/09/17)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/kakunen/news/news2008/kn080917a.htm


2008年9月19日

美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
530-0047 大阪市北区西天満4−3−3 星光ビル3階
       TEL 06-6367-6580  FAX 06-6367-6581
       http://www.jca.apc.org/mihama/
       mihama@jca.apc.org      
posted by manami at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 電力エネルギー

2008年07月30日

小出裕章さんの講演←転載


明日は「祝島茶会」です。
上関原子力発電所の建設が進まないように
何ができるでしょうか〜?
画期的なアイデアを生み出したいな〜。
楽しくて 皆が笑顔
素晴らしい近い未来を創造しよう。

どうぞ、ご参加くださいね☆
http://manami-f.com/20080730.htm


さて、友人のブログから転載します。
とても解りやすい内容です

ひらめきひらめきひらめきひらめきひらめきひらめきひらめきひらめき 


長文ですが、読んでみてください
ブント会報Actio1252号掲載の小出裕章さんの講演です

<これ以上のエネルギー消費拡大は犯罪>
<原発がすべて止まっても決して停電は起きない>

  小出裕章さん講演

8月12日、東京・高尾山エコラボキャンプで京都大学原子炉実験所の小出裕章さんが原発・エネルギー問題について講演。森の中で多くの人が耳を傾けた。

**************************************

私は1968年に大学に入学しました。エネルギー開発に人生を賭けようと思い、原子力の世界に踏み込んだのです。あれから間もなく40年が経とうとしています。

昨日からこの会場にお邪魔して、山を歩き素晴らしい音楽を聴き、美味しい酒をいっぱい飲ませていただきました。みなさん様々な活動に取り組まれていて、とても心が休まりました。豊かな自然に囲まれたこんなに天国のような場所で、なんでわざわざ原子力の話をしなければいけないのかと思うと申し訳ない気持ちが半分です。

しかし昨夜上映された『六ヶ所村ラプソディー』でも描かれていましたが、今や原子力は皆さんの日常生活そのものを破壊しようとしています。

事態はそこまで深刻化しているのです。

<人間は自然の一部でしかない>

昨夜私は、草の上に寝転がって星空を見ました。そして宇宙について考えました。この世界で一番スピードの速い光でも、宇宙の果てに行くには100億年以上かかります。それほど広大無辺な宇宙は、人間の知能を超えて広がっています。この宇宙の中に私たちが暮らしている地球があります。

地球はどうやら46億年前に誕生したようで、当初は火の玉でした。その地球に海と大気ができ生物が生まれたのは40億年ぐらい前。広大無辺な宇宙の中でも、地球は生命が根付ける大変希有な星です。

その後様々な生物が生まれては絶滅し、長い歴史をたどって今日に至っています。人類が誕生したのは400万年前。地球の長い歴史のなかでは、私たち人類は極々新参な生き物です。

昨日私がバスに揺られてきた高尾駅からこのキャンプ場までは、おそらく5キロ弱だと思います。地球の46億年の歴史をこの距離に当てはめると、人類が生まれた400万年前はどの辺りだと思いますか?私の座っている位置が現在だとすると、人類が生まれたのはわずか4メートル先です。

人類も当初は、自然と一体になって生きていたのですが、狩りを覚え農耕を学び段々に文明を発展させました。人類がエネルギーを大量に使う転換点となったのは産業革命です。それはわずか200年前。私の唇の先ほんの0・2ミリです。

ジェームズワットの発明により、蒸気の力で機械が動くようになりました。奴隷や家畜を使って行われていた様々な仕事は、産業革命後は機械に代わりました。以降人類は、エネルギーを使えば使うほど豊かになると考えてきたのです。

地球上に人類が誕生してから今日までに消費したエネルギーのうち、約6割は産業革命後の200年の間に使われました。僅かな期間にこれほど膨大なエネルギーを使って私たちは今の生活をつくり上げたのです。しかしそのために、他の生物は次々と絶滅に追い込まれています。

高尾山には1300種類以上の植物が生えていて、昆虫等は5000種類以上いるそうです。地球には6000万種類以上の生物が存在すると考えられていますが、環境破壊により毎年50万種類ぐらいは絶滅しています。私たちは他の生物の莫大な犠牲の上に生きているのです。
 
<日本は先進国ではなく後退国>

私は、日本や米国を先進国と呼びません。ずいぶん前から私は、後退国と呼んでいます。地球環境を破壊し他の多くの生物を絶滅に追いやるような国は、後退しているとしか思えないからです。

しかし多くの後退国では、今以上にもっとエネルギーを使いたいようです。日本もまた莫大なエネルギーを浪費する東京のような異常な街をつくりましたが、まだ足らないと主張する人がいます。この高尾の森にもトンネルを掘り、高速道路を延長する計画がありますね。

私はもともと東京生まれの東京育ちです。上野と浅草の真ん中あたりに地下鉄の稲荷町駅がありますが、その近くで生まれ育ちました。私が生まれた頃は、江戸の下町情緒が溢れ道路は子どもの遊び場でした。それが劇的に変わったのは、東京オリンピックからです。

車が増え、子どもの遊び場はなくなりました。私は失望して東京を離れましたが、それ以降も多くの人々は、エネルギーをたくさん消費する生活が幸せだと思い込んできたのです。

実はかって私自身、人間が豊かに生きるためにはエネルギーが必要だと考えました。だから私は、原子力の世界に足を踏み入れました。しかしそこで目の当たりにした現実は、私の期待を粉々にうち砕いたのです。

私が原子力の世界に入った時、日本の原発は1基だけでした。茨城県東海村に東海1号炉があっただけです。今日では55基の原発がこの狭い日本で稼動しています。しかし最も電気を消費する東京にも、今、私が住んでいる大阪にも原発は1基もありません。

東電の原発は、東北電力の管内である福島県に福島第1、第2原発があります。先日の地震で大きなダメージを受けた新潟県柏崎刈羽原発も同様に東北電力管内です。関西電力は、福井県の若狭湾に原発を11基も林立させて長い送電線で関西圏に電気を送っています。原発で万一重大事故が起きれば大変なことになるから、東京や大阪の大都市には原発を建設しないのです。

その万一の事故は、既に起きています。1986年4月26日、旧ソ連のチェルノブイリ原発で重大事故が起き、広島原爆約800発分の「死の灰」が環境中に放出され、広大な地域が汚染しました。数十万人の人たちが避難を強いられ流浪化しました。

本当はもっとたくさんの人々を避難させなければいけなかったのですが、ソ連邦は崩壊してしまいました。その結果、未だに14万5千平方キロメートル(日本の本州の約6割に相当)もの汚染地域に500万人を超える人たちが生活しています。

<再処理工場は日本全土を汚染する>

原発はウランを燃やして「死の灰」を作ります。100万キロワットの原発は1年間稼動すると1トンのウランを燃やします。広島で何十万もの人々を熱線で焼き殺し被爆させた原爆は、約1キログラムのウランが燃えたものです。それでさえ通常の爆弾に換算したら、約2万トン分に相当します。

私の生まれた頃、東京の下町にはあちこちらに焼け跡が残っていました。1945年3月10日の東京大空襲のつめ跡です。344機の巨大爆撃機B29は東京に1600トンの爆弾を落とし、市街地の40%を焼き尽くして10万人を焼き殺しました。広島、長崎に落とされた1キログラムのウランやプルトニウムは、東京大空襲をはるかに超える破壊力を持っていたのです。

みなさんは原子炉と言えば原発を思い浮かべるでしょうが、原子炉は長崎に落とされた原爆の材料であるプルトニウムを生み出すために考えられた装置です。そして生み出されたプルトニウムを原子炉から取り出すための技術が再処理です。

米国はマンハッタン計画により、世界で最初にこの技術を開発しました。合計10万人を超える科学者、技術者、労働者を秘密都市に閉じ込め、当時の日本の全国家歳出に相当する約20億ドルを投じて原爆を製造したのです。

現在世界で公式に核兵器を保有しているのは、国連常任理事国の米国、フランス、イギリス、ロシア、中国の5カ国です。これ以外に、実際にはインドやパキスタン、イスラエルは既に核を保有しています。

しかしインドは原子炉と再処理の技術を、パキスタンは濃縮の技術を持っているだけです。日本は核兵器を持っていないにも関わらず、原子炉、濃縮、再処理の中心的な3つの技術をすべて持っています。私は、日本が国策として再処理政策を掲げ続ける最大の理由は、核兵器開発にあると思います。

青森県六ヶ所村の再処理工場は、既に稼動しています。昨年3月31日から実際の使用済燃料を使ってアクティブ試験を始めました。なぜ3月31日かと言えば、会計年度の関係で地元に交付金が落とせるからです。日本原燃はこの11月以降本格運転を開始すると公表していますが、なんとしても止めなければいけません。

再処理工場は、万一事故が起きなくても膨大な放射能を環境に放出します。日本はこれまで原発で燃やした使用済燃料の再処理をイギリスとフランスに依頼していました。そのイギリスやフランスでは、再処理工場周辺で深刻な放射能被害が出ています。

イギリスのウィンズケール再処理工場はグレートブリテン島の西海岸にあり、アイリッシュ海をはさんだ対岸にはアイルランド島があります。このウィンズケール再処理工場は今日までに、広島型原爆400発分の「死の灰」をアイリッシュ海に流しました。チェルノブイリ原発事故で放出された「死の灰」の半分に相当する量が、通常の運転によって放出されたのです。

六ヶ所村再処理工場が本格稼動すれば、これと同様の深刻な放射能汚染は日本全国に広がるでしょう。決して稼動させてはならないと思います。

<原発は巨大な「海温め装置」>

7月に柏崎刈羽原発が地震で深刻なダメージを受け、原発の安全性は根本的に問い直されています。国や電力会社は日本の電力の30%を供給している原発が止まったら大変なことになると宣伝していますが、すべての原発が停止しても電力供給には何の問題もありません。

日本には火力発電所を含めて膨大な数の発電所があります。それらの年間を通しての稼働率(=設備利用率)は5割にも満たない状態です。原発を全部停止して火力発電で代替したとしても、火力発電の稼働率は7割にしかなりません。

こうした事実に対して国や電力会社は、「電気は貯めておけないから、真夏の一番暑い時の電力消費ピークに対応するために原発は必要だ」と反論します。しかし過去のデータを調べれば、火力発電と水力発電だけで十分に最大需要電力量を賄えることが分かります。

確かに90年代初頭の数年だけ、原発がなければ足らなかった年はありますが、それ以降はまったく問題ありません。しかも最大の電力需要は、真夏の一番暑い3日間ぐらい、午後数時間にしか必要とされません。もし、原発がなければ電気が足りないというのであれば、その時間だけみんなが仕事を休めばなんのことはないのです。

国や電力会社はもう一つ、地球温暖化防止=CO2削減のために原発が必要だと主張しています。しかし地球温暖化の原因が炭酸ガスかどうかは科学的には証明されていません。私は可能性はあると思いますが、本当のところを突き詰めていくと未だ不明です。

もし炭酸ガスが温暖化の原因だとしても、原発は解決策にはなりません。少し前まで国や電力会社は、「原発は炭酸ガスを出しません」とPRしていました。しかし現在は、「原発は発電時に炭酸ガスは出しません」と修正しています。

原発を動かすには、ウラン鉱山からウランを採掘し、それを製錬・濃縮・加工して燃料にする工程や、生み出される「死の灰」を100万年にもわたって管理する仕事が必要です。それらすべてのプロセスで膨大な炭酸ガスが発生することは明らかです。

さらに私は、発電時にも炭酸ガスを出していると思います。原発は膨大なコンクリートと鉄の塊です。これを動かすためには膨大なエネルギーを必要としますから、当然炭酸ガスを出しています。科学的には、「核分裂反応は炭酸ガスを出しません」が正しい表現です。

何より温暖化対策を真剣に考えるのならば、膨大な温排水を出している原発こそ真っ先に停止すべきです。100万キロワットの原発の原子炉の中では、300万キロワット分のエネルギーが出ています。電気になっているのはたった3分の1で、残りの200万キロワット分のエネルギーは海に棄てています。

私の恩師である水戸巌さんは、「原子力発電という名前は正しくない。正しい名前は『海温め装置』だ」と指摘されました。私はこれを聞いて、目から鱗が落ちる思いがしました。確かに原発のエネルギーの3分の2は海に棄てられ、海を温めているのですから「海温め装置」と呼ぶのが正当です。

これは海の生物にとっては大迷惑な話です。100万キロワットの原発1基は、1秒間に70トンの海水を7℃温めます。東京の主要河川である荒川でも、1秒間に30〜40トンの流量だと思います。1基の原発は、荒川以上に巨大な川の水を7℃も温めて海に流しているのです。

日本にある55基の原発全体からは、1年間に1000億トンの温かい水が排出されます。日本全土に降る雨の量は1年間で6500億トンで、そのうち川に流れるのは4000億トンです。つまり原発は、毎年日本の川を流れる水の4分の1に相当する量を7℃温めて海に戻しているのです。

温暖化対策を真剣に考えるなら、炭酸ガスを問題にする前に真っ先にこの「海温め装置」を止めるべきです。

<エネルギーで幸福は生み出せない>

私は中学、高校時代に、「石油はあと30年で無くなる」とさんざん聞かされました。しかし歴史を紐解いてみれば、いつの時代にもエネルギー危機は叫ばれていました。

1929年の世界恐慌翌年の30年には、「石油はあと18年で無くなる」と宣伝され、1940年には、「石油はあと23年で無くなる」と危機が煽られました。そして米国、イギリス、中国、オランダによるABCD包囲網で石油の禁輸制裁を受けた日本は、南方の石油資源確保のために太平洋戦争に突入したのです。

1950年には「あと20年」、70年、80年には「あと30年」と言われ、90年には「あと45年」になりました。一番最近の石油可採年数推定値は50年です。勿論石油はいずれ無くなります。この地球の長い歴史のなかで蓄えられた資源を、私たちは湯水のように使っているからです。

だからと言って、原子力は石油の代替エネルギーにはなり得ません。原発の燃料であるウランは、石油と比べても数分の1ぐらいの量しかありません。石炭と比べたら数十分の1です。実に貧弱な資源なのです。ゆえに原子力はどうがんばってもそう長くは持ちません。

根本的な問題は、人類はエネルギーを使い過ぎていることです。一体どのぐらいのエネルギーがあれば、人間は平和で豊かな生活を送れるのかを考えてみましょう。

今から100年前の日本人の平均寿命は50歳未満です。当時は1人1日当り食料を含めて数千キロカロリーのエネルギーしか使えませんでした。人間が生きるためには、1日当たり2000キロカロリーの食料を採る必要があり、それ以外にも様々なエネルギーを使います。1日数千キロカロリーでは食料すら満足にまかなえないので、寿命は短かったのです。

日本は高度経済成長期以降、1日当たり4〜5万キロカロリーのエネルギーが使えるようになり、その結果平均寿命は70歳、80歳と伸びてきました。現在では、1人当たり平均12万キロカロリーのエネルギーを使っています。

私は日本のエネルギー消費を、現在の2分の1にするように提唱しています。12万キロカロリーの半分、6万キロカロリーです。

これはほぼ1970年代の消費レベルです。冷蔵庫、洗濯機、テレビなどほとんどの電化製品は揃っていました。しかも今日の省エネ技術は70年代よりも良くなっています。白熱灯ではなく蛍光灯が普及し、冷蔵庫も10分の1ぐらいのエネルギー消費で動きます。ですから6万キロカロリーでも、70年代よりもはるかに豊かな生活が可能です。贅沢を切り詰めれば十分に命を維持し、人間的な生活をおくれるレベルです。

加えて重要なことは、日本のエネルギー消費を半分に減らしても、まだ世界平均を上回っていることです。現在世界の平均エネルギー消費量は、4〜5万キロカロリーです。
今世界65億の人口のうち、先進国に住んでいる人は4分の1、約16〜17億人です。残りの50億の人たちは、未だにエネルギーをほとんど使えない生活を強いられています。

そのなかでも特に11億の人たちは、「絶対的貧困」と国連が定義する状況に置かれています。1日に1ドル、つまり約120円以下しか使えない人が11億人いて、そのうち5億人は飢餓に直面しています。劣悪な衛生・健康状態のなかで、2〜3秒毎に子どもが死亡しているのです。

未だに多くの人たちが飢えに苦しんでいるにも関わらず、私たちはそれを顧みることなくさらに大量のエネルギーを使って贅沢を享受する社会をつくろうとしているのです。この極めて差別的な世界を一体どうすればいいのでしょうか?

宮澤賢治は、「世界がぜんたい幸福にならないうちは 個人の幸福はありえない」と記しました。私は「世界ぜんたい」とは、人間のみを指すのではないと思います。人間を含めたこの世界全体が幸せになることを、賢治さんは願っていたはずです。またそう考えなければ、この地球という星を守ることはできないところにまで私たちは追い詰められてしまったと思います。

賢治さんは続けてこう記しています。「個性の優れる方面に於て、各々止むなき表現をなせ」。

たまたま原子力の世界に入ってしまった私は、なんとか原発を止めるために自分が持っている力を出し尽くします。みなさんも、それぞれが取り組んでいる場所で、それぞれの力を発揮してください。

 私たち誰もがそれぞれに「止むなき表現」をする場所があるはずです。

▼こいで・ひろあき▼
PROFILE
1949年生まれ。京都大学原子炉実験所。被曝や放射能汚染の実証データをもとに日本の原子力行政を鋭く批判。著書に『放射能汚染の現実を超えて 』、共著に『人形峠ウラン鉱害裁判』『原子力と共存できるか 』『浜岡原発の危険 住民の訴え』など。
posted by manami at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 電力エネルギー